住民税どかん

住民税の通知がきてた。
どーんと上がってた。
景気対策定率減税が今年で廃止になるのと合わせて、増税ばーん、というイメージがある一方で、実は税の総額は変わってない。
確か今回の住民税増税というのは、三位一体の税改革の一環で、これまで所得税として国が徴収していた税を、地方(住民税は地方税)に移譲し、地方自治体税収を増やす(と同時に、地方自治体にその税源を用いた仕事を移管する)ために行われたもの。

従来の所得税のほうは年度末に「いくら引きました」という報告がなされるスタイルであるのに対して、住民税は「去年の所得がこんだけあったので、今年はこれだけ払ってもらいます」と、支払う前に通知が来るスタイルのため、「うわーん、払う金額でけー(´Д`)」というガッカリ感が非常に強い。でも、支払ってる税額の合計は変わってないわけで(地方移管された分、国税のほうは減ってるわけだから)、数字のトリックだなーと溜息を吐く。

それにしても、「住民税がどかんと増えた、ギャー!」という報道、なんで税源移管のことをやらんのだろう。