本日のまとめ
ミリヲタで安全保障ヲタｗの僕は毎度のこととして、今日はどこのblog見ても、ふだん政治話に触れる人触れない人全部ひっくるめて総理辞任話で持ちきりだった。
あちこち見て歩いてみて、この件についての主張の傾向が見えてきたので、まとめと整理。
辞任賛成・安倍アンチ派
- 辞めて良かった
- 辞めて当然
- 辞めてくれてすっきりした
- ざまあみろ
辞任批判・安倍アンチ派
- 潔くない
- 今、このタイミングで辞めるのは無責任
- 遅すぎたくらい。参院選直後に辞めるべきだった
- 政権を放り出すのは無責任
- 政治的混乱を招くのは無責任
辞任容認・安倍擁護派
辞任肯定・安倍擁護派＋国際政治考察意見
- 今この段階での突然の辞任は、自民もショックだろうけどそれ以上に民主がショックなのでは*2
- 辞任理由に「テロ特措法が成立しないなら辞任」「小沢民主がテロ特措法延長に応じないため辞任」を明言したことで、小沢民主に対して「テロ支援者」という国際的評価を作ることに成功したのでは*3
- 今回の辞任について、麻生幹事長は以前から聞かされていた。それ込みで幹事長を引き受けたのだとするなら、参院選直後から安倍総理は麻生幹事長を後継にすることを念頭において、民主党がテロ特措法に明確に反対したという確証を残させることを、自分の首と引き替えにしたのでは
- 中国は安倍総理の辞任の報を受けて「日中関係の改善に尽力」と評価。安倍総理辞任を手放しで喜んでいない。小沢民主を肯定しないのは、小沢民主の「テロ支援路線」支持と受け取られることを避けるためでは
前半のアンチ・批判意見については、全体に情緒的感想のものが多かった。報道番組・ワイドショーのコメンテーターと同一のものが多いのも特色のひとつ。
応援してたのに裏切られた、という失望組も多い。
最後の項については、それぞれ意外な視点があって興味深い。
海外のニュースサイトがどう伝えているかについては、明日以降にいろいろ出てくるだろうと思う。
*1:「民意がテロ特措法を不要だと言うなら、その結果がどうなろうがわしはもう知らん」という態度表明ではないか、という意見。
*2:民主党としては、優柔不断で不人気な安倍内閣が延命したほうが攻めやすかった。ここで総理が交代して喧嘩腰、または立て板に水の戦時総理が誕生したら、却ってやりにくくなる。
*3:テロ特措法は日本がテロ撲滅作戦に協力しているという証しであり、それを否定する態度を次期政権を狙う野党が明らかにしたということは、小沢代表・民主党及びその民主党が政権を担う日本がテロ支援国家指定されるのに等しい。現在のテロ撲滅作戦参加国、特にアメリカは、民主党をテロ支援主義者と見なすことになるのでは。その民主党を支持し続けるなら、日本は長期的には北朝鮮と同格に見なされる恐れも。
