ダレカラキイタ?

本日、怪異伝説ダレカラキイタ?*1の打ち合わせのため、しんずくへ。
1、2巻について担当編集E氏といろいろ突っ込んだ打ち合わせを行う。
ゲーム攻略本以外でも子供向けの本というのは何度も作ってきたが、「児童書」の専門出版社と縁が出来るのはたぶんこれが二度目。
一口に出版社と言っても一般書とは違った慣習や不文律があったり、基準となる価値観の違いがあったりで、まるで外国旅行をしているかのように楽しい。やはり、違う世界を覗き見るのはおもしろくもあり、また糧にもなる。働いて成果が残せてタメにもなる。こんな楽しいことはない。


打ち合わせの後、第2巻のイラストを描いてくださるこさささこさんが出演なさるというトークライブを拝見しに行く。そこにてこさささこさんとご挨拶。
何のトークライブだろう、というのを基礎知識なしに行ったら、麻野一哉さん×米光一成さん×飯田和敏さんによる「ふいんき語り」の定例ライブであった。
今回のテーマは「恋愛小説ふいんき語り」で、「走れメロス」「恋空」「不機嫌な果実林真理子)」などがテーマとなっていた。
休憩後の二部には、「アベする」で一躍著名人wになった、「30女という病」「大人力」の石原壮一郎氏がゲスト出演なさっていて、「アベする」の経緯などを開陳されていた。


二部終了後、麻野一哉さんにご挨拶。
麻野さんと言えば、近作「アナタヲユルサナイ」も去ることながら、ディープなゲーマーには「弟切草」「かまいたちの夜*2「街」など、チュンソフトの傑作サウンドノベルの名ディレクターとして知られた方。「忌火起草のシナリオを書きましたカトウです」と、大変恐縮しつつご挨拶。
麻野さんは本日のトークライブのホストということもあってゆっくりお話しする時間はなかったけれど、名作サウンドノベルを輩出した大先輩にお目通りしたぞ、とちょっとミーハー心を満たしたw


電車があるうちにしんずくを退散。
東長崎に戻って、もうちょっと呑んだ。
さあ、今から仕事だ。

*1:ちなみに僕と編集氏の間での略称は【怪ダレ】ですw。【怪伝】でも【ダレキイ】でもないです(^^;)

*2:第一作