東長崎興亡記

原油高の折――というのと関係があるのか、高齢化社会の進行により――と関係があるのかそのへんはよくわからないのだが、佃煮にするほどお年寄りがいる街・東長崎にも社会の荒波の影響が少しずつ現れている様子。
駅ビルの改築に合わせて駅前に本屋とパン屋ができたのは、喜ばしいこと。パン屋は使ってないけど。
んで、南口の商店街の途中、肉屋と本屋の十字路んところの、やたらとテナントが落ち着かない場所に、「ロマンス酒場」という名前の焼鳥屋がオープンした模様。いや、28日からだったかな。今日か。
東長崎って若向けの飲み屋があるようでいて少ないというか、昔ながらの地元の人しかいない店&スナックはあるんだけど、そうではない普段使いのできる居酒屋の選択肢があまりない。(だから家飲みが多く、ビストロAZUKIは大繁盛)
その意味では新しい居酒屋ができるのは大歓迎。
さらに、駅前南口のビデオレンタル屋の上に、鳥貴族という格安系フランチャイズ居酒屋の東長崎店ができるらしい。鳥貴族はとにかく安くて量が多い……のはいいんだけど、あそこの発泡酒は絶対に悪酔いする。江古田にもあるんだけど、発泡酒3杯で翌日壊滅的二日酔いって絶対におかしいよ(´・ω・`) でも安いからなあ。開店したら行くだろうなあ。鳥貴族がオープンするテナントは2階なのだが、その隣の2階には海賊船系ダイニングバー「としません」がある。タイムマンの系列店で、これもちょくちょく利用しているのだが、鳥貴族ができたら若い客&金がない客はかなり取られるのでわなかろーか。ロマンス酒場と鳥貴族の相次ぐ開店で、割を食うのはとしませんとやるき茶屋と北口の笑笑ではないか? とか思うのだがいかがなものか。南口の養老乃滝はロマンス酒場のほぼ並びなのだが、微動だにしない気がするw あそこ、客層固定しすぎだし。でも、その固定しすぎの客層に頼っている小さな店が多い東長崎だけに、安さや新しさが売りの新しい店に旧来の客を奪われると厳しいのかもしんない。
もっとも、ここ最近増えている店というのは、これまたここ数年東長崎ににょきにょきと増えているマンションにやってきたニューカマーをターゲットにしているんじゃないかなー、とも思える。うちの近所やその周辺だけでも、新築の分譲・賃貸マンションが、もう4〜5棟は建ってるし。平日、工事の振動で尻が揺れるし。
ニューカマーは当然働き盛りの若い世代であろうから、昔ながらのスナック風飲み屋ではなく、フランチャイズでもそうでなくても若い人向けの居酒屋の需要はこれから高まってくるに違いない、という読みで新店開店ラッシュなのかもしれない。
南口は全般にシャッター街になりつつあるので、ここらでそういうリフレッシュがあってもいいよなー、と思う。それはよいこと。
ところで南口にあったシルクという小さい百円ショップ、つい先日とうとう閉店してしまった(つД`)
ちょっとした買い物とか、くだらないDIYの材料購入とか、気分転換とか*1に大活躍していた店だったのに。東長崎の百円ショップは、これで北口のCanDoだけになってしまった。品揃えは確かにあっちのほうがいいんだけど、シルクにしかないラインナップというのもあって棲み分けできてたんだけどなー。
江古田の場合は「店が潰れると跡地は必ず美容院になる」という妙な法則性があって、一時期(そして今も)やたら美容院が多いのだが、東長崎は「店が潰れると跡地はしばしば雑貨屋かオバハン向けのブティックになる」という法則性がある。今年に入ってから、すでに2件くらいブティックができ、クリーニング屋がなくなったなと思ったら雑貨屋、八百屋がなくなったなと思ったら雑貨屋、と似たような店ばかりが増える。
シルクの跡地、一応は駅前駅近だし。
今、南口駅前はコンビニないし。たぶん、それは駅前の西友が24時間営業だからであろうとは思う。ローソンだった所がSoftbankになっちゃったし。
東長崎は今ローソンがないので、どうでしょうDVDを予約しやすくするためだけにローソンが来てくんないかな、と思わなくもない。大切なことです。

*1:転換の衝動買いは100円ショップに限る。安くて済む。