おでん下拵えと鍋修理考

おでんの下拵えをする。
本日は具少なめで。
最初に塩抜きしたミミガーの下処理をして、水から茹でる。沸騰したら火を止めて、そのまま冷ます。
次に、出し汁を作る。本来は昆布と椎茸と鰹節で。まあ、今日は面倒なのでおでんの素w
大根、輪切り+かつらむきにして、鍋に水と米ちょっと入れて下ゆで20分。
大根を下茹してる間に、こんにゃくを手で千切って、塩で揉んで水を流しておく。
糸こんにゃくは軽く流してからほぐして、一口大になるように結び目を作っていく。面倒。
さらに卵を茹でておく。どうせ固ゆでになっちゃうんだけど、時間短縮のため、柔らかめにゆであがったところで皮を剥いておく。
シャトルシェフ(保温調理鍋)に出し汁を入れる。
ここに、こんにゃく、卵、糸こんにゃく、大根を入れる。必ず出し汁より下に隠れるようにすること。
出し汁に日本酒、ミミガーの茹で汁、塩ひとつまみして、火に掛ける。
沸騰するまでの間に、竹輪、薩摩揚げを下処理。竹輪は一本を斜めに袈裟切りしておく。薩摩揚げは大ぶりのものなら半分に。今日のは小さめなのでそのまま入れる。練り物は汁を吸って巨大になるが、冷めると小さくなるので、そのへんお好みで大きさを決める。
鍋が沸騰したら竹輪、薩摩揚げを入れてそのまま5分ほど沸騰。
鍋を火から下ろして保温容器に入れ、そのまま夜までのお楽しみ。


ちくわぶは茹ですぎると溶けるので、晩飯の30分くらい前に鍋に入れる。


今日は、おでんとミミガーと冷蔵庫で場所取ってたモロヘイヤの処理を並行してやってた。
モロヘイヤ、嵩はあるけど処理するとびっくりするほど少なくなるんだよなあ。手間が掛かる割にお楽しみが少ないがっかり野菜wなのだが好き。
冬瓜などと同じく夏の食い物と思うが、これは葉っぱ毟って茹でて叩いたものを、ジップロックに入れて板状にして冷凍しとく。電子レンジで融かして食ってもよし、汁に入れてもよし。1年近く冷凍しといた奴でも、水分足して加熱すると元に戻るので、冷凍庫入れっぱなし野菜としては優秀だと思う。


怒濤の下処理の冒頭で、7年くらい使っているミルクパンが壊れた。安物なんだけど、なんかいろいろ使い勝手が良かったので愛用していて、新品を買った後も代打用とか言って様々な小ネタに使っていたもの。
この手の安物ミルクパンの宿命というか、取っ手の柄の部分が炭化してネジが抜け落ちた模様。
そろそろ処分しよう、もう捨ててもいいだろと思いつつ、「まだ穴空いてないしなあ」ということで、柄の部分を修理。
まだまだ使い倒すこと決定。


今夏はザルツプレッツェルにハマり倒していたが、プレッツェルを作る過程で絶対に外せない「沸騰させた重曹*1で茹でる」という行程で大活躍していた雪平に、もうじき穴が空きそうな気がする。というのは、沸騰させた重曹液というのはアルミニウムを腐食させる効果があるため。ステンレスならまだしも、アルミの安物雪平なんか一発。
実際、重曹液は鍋磨きや鍋のクリーニングに使ったりもするので、「プレッツェル作ると鍋が綺麗になる」と言えなくもないのだが、要するにコレは意図的に腐食させてるようなもんであるわけで、経年劣化でできた傷をさらに押し広げ、鍋の寿命を短くすると言えんこともない。というかそうなってる。
雪平のほうも7年近く使っていて、これも使い勝手がいいのでなんとか延命しながら使いたい所存。
新しいのが欲しいなと思いつつ、この安物を手放せないのだが、これが「愛着」って奴なんだろうなと思う。


ステンレス製のシャトルシェフは、これはもう長年の愛用品。これは一度使うと手放せないというか。大は小を兼ねるってことで、二人家族なのに最大サイズのキャリングタイプを使ってきたけど、もうちょっと小さいタイプのも欲しいよなと思わなくもない。

*1:本来はラウゲン液