付録:著者別遺伝地図

遺伝記は開催期間中、FrieveEditorという相関図表示ソフトウェアを利用した、遺伝地図を常時更新していた。
これは作品同士が「どのネタに繋がっていくのか」「どれとどれを結ぶ話か」を俯瞰するためのものだが、最終的には318話という膨大な数の物語をもにょもにょ動く大変気味の悪い動きのw一個の地図たらしめた。
http://www.kyofubako.com/gene/2008/list/ide2008.fip


で、これらを著者ごとにグループ分けしたものを作ってみた。
http://www.kyofubako.com/gene/2008/list/ide2008-group.fip
というか、公開が全て終わった時点で既にグループ分けそのものはしてあったのだが、出すのすっかり忘れていたorz 早すぎる仕込みは、仕込みそのものを忘れてしまうのでよくないorz


こうしてみるとこの著者別遺伝地図では、誰がどのくらい書いているかということだけでなく、どのように遺伝子を張り巡らせたか、どの程度「行き止まり」を量産したか、どの程度自家受精していたか、なども見えてくる。
現在、遺伝記傑作選の作業をロケットスパートで行っているわけなのだが、通常の文庫本とは幾分毛色の違う仕掛けが入るため、なんかいろいろ準備に手間取っているorz
なんというか、久々に図版が多い本なので。

まあでも、これはこれで楽しい。
これだから編集者って奴ぁ。