椎茸の飼育

椎茸菌という菌を飼うわけだから、栽培より飼育と言いたい。
そんなわけで、絶賛かもされ中の我が家のホダ木×3だが、本来は椎茸の発芽を促すために浸水(水に漬ける)する必要があるのだが……そんなスペースがねえw
ホダ木を入れて水を入れるという専用の細長い袋が売られてたり風呂に浸けたりする人もいるらしい。風呂にホダ木を入れるのは、なんとなく家人の猛反対に遭いそうな気がするのと、ホダ木を浸ける専用の袋というのは結構値が張る。
というわけで、当面は通常以上に頻繁に水まきをするということで繋ぐことにする。
雨降んねえかなあw 三日間くらいぶっ通しでゲリラ豪雨クラスのが。


原木栽培の椎茸は丸太の辺部(樹皮の下で芯核の外側)を栄養として菌糸を伸ばし、樹皮を持ち上げてそこから生えてくるものらしい。
大切なのは樹皮、ということで大切に大切にしていたのだが、伏せてから二日目にして樹皮にヒビと剥がれが。
そして、種駒を打ち込んだ後にフタとして嵌め込まれているスチロールのチップが、ところどころ浮きあがって外れかけている。
もしや。これはもしや。
今秋はそんなに期待してなかったのだが、これはもしや。
早けりゃ来週くらいにはいきなり1号が食えるかもしれぬ。うひひ。しめしめ。


それはともかく。
うちの三階ベランダは雨は当たるけど木陰ではない。
まあ、直射日光はほとんど当たらない場所なので、樹皮の温度が上がる可能性はほぼないが、保湿のための覆いを作ってみることにした。
百円ショップで33×50cmのキッチンネット×3を調達。うち一枚は長辺を真ん中くらいで折りたたんで足にする。残り2枚と折りたたんだ1枚の短辺(33cmの面)を園芸用の太めの針金で繋いで、折り畳み可能なシェードの枠にする。この上に葦簀(よしず)なんかをかけるといいらしい。葦簀はブラインド替わりに室内になんぼでも吊ってあるが、これを使ってしまうとブラインドがなくなってしまう。葦簀は夏場しか売ってない季節商品なので、それはちっと困る。
ということで、キッチン用その他多用途の「滑り止めシート」を利用。穴が空いていて、強度があり、水に強くある程度の遮光性と通気性が両方確保される。30×200cmで100円。二つに切って、真ん中をホチキスで止めて60×100cmの遮蔽シートにする。
シェードの枠をホダ木を寝かせた台の端に立たせ、折り畳み可能な枠をホダ木の上に伸ばして、その上に遮蔽シートをかぶせる。このままじゃ味気ないので、伸び放題*1のサツマイモの蔓をシートの上にかぶせてみたら、なんとなくカッコがついた。
ホダ木に散水するときは、シェード枠ごと跳ね上げて、ジョウロか霧吹きでしゅわー、っと。
これから4月までは、このまま三階で飼育wの方向で。


ベランダの整理*2したら、プランターをひとつ置けるくらいのスペースができた。
もともとこのベランダは全然使わない、というか隣家とくっつきすぎで使い途がないw上に、風は通らねえわ隣家の壁以外何も見えんわで、エアコンの室外機を置く以外の用途がなんにもなかった。
このプランターには来年の春くらいにゴーヤを撒いて、夏の遮光に役立てたいと思う。秋冬の間はなんかつまんないものwでも撒いて土壌細菌を育てることにしよう。


日当たりが悪くても育つもの……きっと考えてるうちに雑草が生えてくるかコケが生えるに100カノッサ

*1:後で芋づるを穫ろうと思ってた

*2:というか、植木鉢をあっちに動かしたりこっちに動かしたり