ホダ木×3

本日午前、ホダ木がきた。
ホダ木を置く場所の条件はいろいろあって、

  1. 直射日光が当たらない場所
  2. 風通しが悪くw、乾燥していない(湿った)場所
  3. エアコンの室外機からできれば遠いほうがいい
  4. 雨が当たる(露外)場所

大雑把に言えばこのへんが必須条件。
ホダ木がほどよく(35〜40%程度)湿っている状態で、温度が20度以下になると椎茸が生えてくるらしい。そういえば、こないだ買ったオガ菌生(オガクズ培地)でも、水張って霧吹きで毎日噴いてたら、3日くらいで生えてきてた。
オガクズ培地は天然木のオガクズに米ぬかなどの栄養分を混ぜて成型したものに椎茸菌を打ったもので、発生が早いという利点があるらしく、工場内なんかではこれで育てるらしい。日本国内で流通している椎茸の半分近くがこれらしい。
今回買ったホダ木はコナラの原木で、天然原木栽培椎茸というとコナラの他にブナの原木なんかも使われるらしい。生えてくるのに2年ほど掛かる、オガクズ培地に比べて発生が少し難しいけれども、生えるようになってくると4〜5年にわたって発生が続き、味が良いのが特徴だとか。

お手入れwは、とにかく乾燥させないこと(週に2回くらい水を掛ける)、原木の樹皮の温度が50度以上にならないようにすること、ということらしい。コンクリートの上、直射日光が当たるとこ、エアコン室外機の噴き出し口の真正面などなど、条件が揃うとすぐにかぴかぴに乾燥してしまい、生えてこなくなる。


うちの場合、直射日光よけによしずかなにかを乗せることにするとして、当面は3階のベランダに置くことにした。雨が当たるのは3階のベランダだけ。しばらく雨が続くようなので、浸水に務めることにする。
12月くらいで年内の発生は一段落するはずなので、落ち着いたら一階の外に下ろす方向で。
とりあえず、室内にあった適当な廃材を組み合わせてホダ木を寝かせる台を作って、たっぷり雨に当てることにした。


夏の高温に限って言えばウチの3階はとんでもなく熱くなる*1ので、4月あたりから9月くらいまでに限っては、1階の外でホダ木を避暑させたほうが良さそう。


そういうわけで、今日から椎茸ブリーダーです。
次はブレザオラな。

*1:1階と3階は通年で温度差が10度ある