ドッグ入り

というかピット入り。
キャブレターをオーバーホールすることになった。
G-Motionの国内総代理店であるディーラーのムラクシ社長のところに久々にお邪魔するということで、車体をジャイロに積み込んで運搬。
2m+4mの荷締めバンド2本でがっちり固定しての初運搬だったのだが、工事中の鉄板とか段差の上をがすんがすん走っても緩みも垂みも出なかった。これでまたひとつステップを踏んだ感じ。


ところでG-Motion/Wheelmanですが。
一頃見かけた廉価版レプリカはさっぱり見かけなくなってしまって久しいのだけど、オリジナル版のG-Motion/Wheelmanはというと今も普通に取り扱い&販売しているそうで、今年出た2008年型も見せて貰ってきた。
G-Motionは2002〜2005あたりでかなり改良が重ねられて、ほぼ完成してるような気もするのだが、2008年型はそれらの改良を集約した感じ。
これまでTG43(TL43の中国製ノックダウン品)、TL43(三菱製国産品)だったエンジンは廃盤になって、2008年型ではすべてのエンジンがE-TONオンリーになっているらしい。*1
また、2004年の段階では選択式オプションだったバードキャリーの駆動方式も、チェーン式は全て廃盤になって、今はベルト式オンリーになったらしい。これはよいこと。チェーン式はチェーンノイズはうるさい&チェーンが伸びてギアから脱落する、挙げ句にチェーンが切れる、といろいろ不具合が多かった。ベルト式はチェーン式に比べて音が静かなのと、伸びる切れるの心配が少ないことなど。
チャンバーも改良型になってんのかな。それは聞き忘れた。
シャシーについては、黒は黄色に比べて若干強度が劣るのだそうで、今は黄色オンリーになったらしい。僕の乗っているグレー*2などはもはや稀少品というか。
G-Motionは一応完成品として販売されているのだが、それを「素材」として買って、オーナーがそれぞれの好みでチューンしてしまうため、ある意味で「ひとつとして同じマシンがない」というくらいオーナーの個性がはっきり出る乗り物。
僕はエンジン周りは可能な限りノーマルなままにしているけれども、シャシーの塗装から始まって、方位計、リフレクタなどの小物装備、足を固定するホルダー、さらにトレーラーを引くための牽引具などなど、それなりの独自性がある。*3
そういえば、キャリアと統合した新型のトレーラー*4は、結局テストしないまま終わってしまった気がする。ジャイロの導入で車体の運搬方法が変わったので、もうキャリーは不要というか。
それでも、「遠乗りしたときに不動車になったG-Motionを自力で回収するため+予備燃料と工具を運ぶため」のトレーラーは今後も必要なわけで*5、モノタイヤ型トレーラーを新たに作らねば、と決意を新たにした。
今までのキャリアは最大50kgくらいまで耐える頑丈だけどデカイものだったので、耐荷重30kgくらいのもう少し小さいものをベースにするということで、いろいろ見直し。


キャブレターのOHは、土曜までに終わりそう。
週末晴れるといいなあ。

*1:僕の所有する2004年購入の2号機はすでにE-TONに換装済み

*2:塗り替えてODになっているが、ベース素体色はグレーだった。

*3:たびたび書いてきたが、恐らくG-Motionでトレーラーを引こうとしているのは少なくとも国内では僕一人だろうと思われる。

*4:モノタイヤ型

*5:そんなに遠乗りできるのかどうかはさておきw