踏みとどまる買い物

ここ何カ月か、周期的に欲しくなる物があるのだった。


ひとつはノルディックウェアのシルバーダラーパンケーキパン。
小振りのパンケーキが同時に7枚焼けるという。
「欲しい」と宣言したら家人に「そんなにホットケーキ食べないじゃん」と言われた。確かにそうなんだけど、持ってたらホットケーキ焼き捲りそうな気がする。ホットサンドメーカーとこないだ買ったワッフルメーカーは、一人の昼飯で意外と活躍してるし。こっそり買ったパイブレンダーwも、実はやっぱり一人の昼飯のニョッキ作りで活躍してるし。*1
でもなー。欲しいなあ。


もうひとつはビーズクッション。の、でかいの。
うちにはクッションの類はあまりないのだけど、冬頃に近所でビーズクッションが格安だったんで、ひとつ買ってみた。位置づけ的には座椅子とクッションの間くらいなんだけど、これが案外良かった。
「もうひとつ買うべきだ!」という意見と、「いやいや、ここはひとつもっと大きいのを買うべきだ!」という意見が拮抗(脳内で)。
それで、もっと大きいのを物色していたら、「マシュマロマット(http://item.rakuten.co.jp/grooveplan/1017 )」というのが目に付いた。これはでけえ。
身体が埋もれて動けなくなるらしい。これは欲しい。
でもなんか、これを買ったら起きられなくなるような気がしないでもない。ビーズクッション廃人になるかもしれない。愛用してる悪魔椅子*2ですら危険なのに。
値段はそんなでもないんだけど、猛烈に場所を食うということで二の足を踏む。


三つめは、石窯スチームオーブン的な何か。
使用中のオーブンレンジのスイッチがちょっとアレになってきて、なおかつオーブンとして使っているとやたらとサーモが切れてしまうため。
決して聖☆おにいさんを読んでるうちに欲しくなったとかそういうことではなくて。いやホントに。


金額が小さいものは「ええーい、ままよ!」と思い切って買って失敗しても心理的に悔しくないし、大きさが物理的に小さいものは「負けた!」と思っても、こっそりしまい込んで隠すことができる<後ろ向きな発想
でも、物理的に大きいものとか、金額が大きい上に物理的にも大きいもの、場所を食うもの、というのは、「もしも負けたら!」と思うとなかなか踏ん切りが付かない。「負けたので返品します」ってわけにはいかないものばっかりだし。
それを日常的に使っている自分の姿というのが想像できないようなものを買うのって、なかなか勇気が要る。





でも、衝動的に欲しくなるものって、自分の日常生活には存在しないようなものばっかりなので、「日常的に活用している自分」っていうのを想像しにくい。
はー、ジレンマジレンマ。
でもマシュマロマットは欲しいな。

*1:でも、ポテトマッシャーとしてはやっぱ専用のものが欲しいかもと思った。

*2:グランドマンボウソファ