カツオが来るらしい
妖幽戯画が終わったであろう、来週くらいに来るらしい。
いや、正確には客が来るらしい。ときどき一緒にBBQしたり旅行したり大宴会をしたりする、家族ぐるみでおつきあいのある人々。
事前に「カツオが届くよう手配した!」という連絡をいただいた。
わー。何作ろうかな。
一応、「子供が食うピッツァを作れ」というリクエストは頂戴した。
ピッツァとカツオ……。
合わねぇw
カツオと聞いた瞬間に、土佐作りが頭に。刺身だよなー、やっぱ。
が、メニューの一貫性というのは考慮したい。したいけど、せっかくのカツオをオイルとレモンでマリネしてしまうのは、なんか惜しい。いや、作るけど。
いっそ、皿鉢と鯛飯でどうだろう。
でもこれだとピッツァが浮くな。
しかもピッツァ以外がワインに合わない。ワインに合うピッツァを食うのはお子様のみだ。
カツオでアクアパッツァ。……合わねぇだろうなあw アクアパッツァは白身魚で作るべきだろうし、大勢に取り分けて食うのには向かない気がする。だいたい皿が足りん。
うーん。
そんじゃ、ホブスをいっぱい焼いておいて、手巻き寿司方式で適当に巻いて巻いて、というのはどうだ。
具は、サラダ、肉的な何か。肉的な何かは、鶏肉をグリルしてもいいし、豚でも牛でもいいし、とにかく焼いて、冷めても美味しい感じにして、ホブスで巻いて食わそう。
セルフサービス方式なら量の調整がしやすいし。
カツオは半身くらいを前日からマリネにしておいて、サラダと一緒にホブスで巻いて食わす。これは巻くとき食べやすいように、ダイスカットにしてからマリネってどうだろう。
ソースというか、ディップは3種造る。
レバーペーストとホモスとカテージチーズでどうか。
どれも前日に作り置きしておけるし。
どれも太るけどな!w
んー、まとめと買い物覚え書き。
前日までに、レバーペースト*1とホモス*2とカテージチーズ*3を作っておく。
鶏肉と牛肉は、前々日くらいまでに下味漬けてから、前日夜に軽く焼き色付けて、茹で冷ましておく。茹でて作るローストビーフとか鳥ハムとかの応用で。全部冷菜で行く。
カツオマリネ*4も前日仕込む。
当日朝に、ホブス*5をこねて焼きためておく。
このとき、ピッツァのドゥ*6もこねておく。
客が来る頃に合わせてサラダ*7を用意して、マリネを引き揚げておく。
……面倒だからサラダにマリネを混ぜる。
ピッツァ焼くのは客が来てから。
そんで、ホブスとその他で腹がくちて酒に移行するくらいの頃に、カツオのもう半身を造りにして、ブリスミとかその他の常備菜系の肴てんこ盛り合わせと一緒に出して、大人は酒タイム、子供はゲームの時間、こんな具合でどうだ。
イタリー系&中東系料理のコラボということで、「地中海料理」と言いはることはできないだろうかw
とりあえず、ホブスはどのくらい焼こうか。
いつもは大人4人くらいの客(+家族)に対して、粉モノは400gくらいを上限にしてるんだけど、今回は大人7人(+家族)、子供3人、幼児2人の大規模部隊らしい。わー。小学校上級生くらいの子供がどのくらい食うのかわからん。
粉2kgは多いのか。1kgで足りるのか。
子供にはホットケーキとジャムをデザートに出すってのはどうか。
ホットケーキは……ぼちぼちまた焼かないとなー。
旅は計画中が楽しく、仕事は企み中が楽しく、肴は仕込んでいる最中が楽しく、当日になるどどうでもよくなってしまうタイプでした。
結局僕は、客を迎えるためにあれこれ考えるのが楽しいのであって、客が来るともうどうでもよくのも好きですよ。本当。