ジャガイモとカボチャの適当ニョッキ

こないだ、旧知の編集さんと池袋で呑んだとき、キリンシティへ。
ここに来るのはしばらくぶり。
キリンシティはキリン直営系フランチャイズだが、季節ごとに変えてくる一品のラインナップがなかなか勉強*1になるので、四半期に一度くらいずつ足を運ぶ。
僕の隠れ好物の「枝付きの干しぶどう」なんかを、常時置いてるところも素晴らしい。
で、ここの定番メニューのひとつにチーズとベーコンの焼きニョッキというのがありまして。
ざっかけない食い物なんだけど、妙にうまい。


そんなこんなで晩飯はニョッキ。


まず、薄力粉を2カップ(200g)量り、ザルで振るってボウルに。
冷蔵庫を漁ったら小振りのジャガイモが二個出てきた。良く洗って芽を落とし、皮は付けたままですり下ろす。
なんとなく足りない気がしたので、冷蔵庫をもう一度漁ったらカボチャが残ってた。厚さ2cmくらいの櫛形に切って種と皮を剥き、これもすり下ろす。
ジャガイモとカボチャをすり下ろしたものを粉に混ぜる。ここで塩二つまみくらい入れる。
よーく混ぜて捏ねる。水分が足りなかったらここで水足してもいいけど、ジャガイモとカボチャの水分でほとんど足りてしまうので、本日は加水なし。
パンを作るわけではないし、客に出すわけでもないので、全体がよくまとまるくらいまで捏ねて、しばしベンチタイム。


深めのフライパンに水を張って湯を沸かす。塩を大さじ1くらい、オリーブオイルをちょっと入れておくと、沸いたときに吹きこぼれない。


その間に、ソース作り。
ソースパンを用意して、にんにくをたっぷり。ボイルドガーリックとして常備しているものを、一人前4〜5個くらいどーんと。漬け込んだガーリックオイルごとソースパンに入れる。鷹の爪は種を取ったものを一人前1本ずつくらい。
本日の野菜は長ネギ。厚さ5〜10mmくらいの輪切りに。他に冷蔵庫にあったソーセージとハムをそれぞれ適当に。
にんにくと鷹の爪に火を通して香りが出てきたら、ハム、ソーセージと葱を入れて炒め合わせる。塩胡椒、クミン、バジル、ハバネロなど。
これにナンプラーを大さじ1くらい、トマトジュースを1カップぐらい、赤ワインを1カップぐらいで、弱火にしておく。


寝かせておいたニョッキ生地をすりこぎの2倍弱くらいの太さの棒状にして、端からナイフで切っていく。幅2cm、長さ5〜7cmくらいの細長い小判型になっていくので、切った端から沸騰している湯の中に放り込んでいく。スピード勝負。
茹で時間はだいたい2分くらい。
2分茹でて、みんな浮きあがってたらOK。
火を止めて、そのまま放置。


ソースのほうは、葱がとろっとしてきていればOK。
ここにゆであがったニョッキを入れ、ソースをよく搦める。
皿にとって、お好みでチーズとかタバスコとか。


昨日買ったパンを食べようと思っていて、なんか付け合わせがほしくてニョッキを作ったんだけど、出来上がってみたらニョッキがメインに。
炭水化物をおかずに炭水化物を食べるってどうなの、的な。
だけど本日は休肝日のため酒はなし。
野菜にゴボウ、セロリなんかを入れても美味しい。

*1:日常晩酌の。