ドナドナ!

というわけで、【怪集 蠱毒】、ドナドナした!


いやあ、なんか凄く大変だったorz
創作怪談著者発掘大会・怪集/2009傑作選、【怪集 蠱毒】。
実はこの本は、いつもとはちょいと違うのだ。
内容が? 顔ぶれが?
ノンノン。
段組が。


通常、「超」怖い話や恐怖箱を始めとする竹書房文庫で僕が監編集する本というのは、1頁が40字×16行になっている。僅かな例外を除けば、ほぼ全てこのフォーマットだ。*1
そんで、頁数は224頁。これも、どかんと折が増えて単価も高い本以外は、概ねこの頁数が基本というか定型になっていて、もちろんこれ以下はないし、これより増えるとしても240頁くらいとか。*2

今回の蠱毒では248頁。まあ、通常より24頁ほど多い。
が、段組が違う。43字×19行。ぎちぎちのみちみちの増し増し。
通常、40字×16行=640字。
蠱毒、43字×19行=817字。
で、通常640字×224頁=143360字
今回は、817字×248頁=202616字
今回のキャパを、通常の段組で計算し直すと、
202616字÷640字=316.5875頁。およそ317頁。
その差、93頁。
いつものフォーマットなら、93頁分も多い。
とはいえ、これは扉、奥付、目次その他も全部みっちり使い切った場合の数字なので、実際に入るのは若干少ない。
挿絵などが入らないので、概ね307頁前後くらい。
それでも普段は実質本文が208/224頁くらいなので……うわ、むしろ多いorz


値段は、たぶんいつもとそんなに変わらないというかほぼ同じ。
だけど、いつもより1.5倍増量の大ボリューム!
読者の皆様にとってお得です!


でも、編集の手間も1.5倍増量www


なんやかんやで、ギリギリまでチェックと直しをやっていて、入稿はこれまたこんな夕方になってしまった。ホントは15時くらいに納品の予定だったんだけどなあ。それでもギリギリまで気を抜けなかった。やばい脱字あって脱力したりしてたし。


そんなわけで、今寝てない時間30時間目くらいなんだけど、ここんところ一滴も酒飲んでないので献血に行くなら今しかない!*3
今すぐこの足で献血に行き、終わったら酒を引っ掛け、そして今夜は泥のように寝かせて頂きたく!


順番待ちの仕事が3.5本ほどあるのだが、できれば今夜だけは勘弁して頂きたく!

*1:殯は例外w

*2:もちろん何にでも例外はあるw 雨宮さんの御本とか。

*3:血液検査をしたい気持ちでいっぱいなので