AWD-845Z〜洗濯機のリコール

トヨタのリコール問題が喧しいのだが。


うちには、発売以来5回もリコールされた三洋のAWD-845Zという縦型ドラム式乾燥洗濯機がある。
物干しスペースが一切ない家なので、乾燥洗濯機は洗濯の生命線。
当時、清水の舞台から飛び降りる勢いで買いました。
洗濯室のドアを外さないと洗濯機が通らないという、危うく持ち帰られてしまうスリルを味わいました。
その後も何度も何度もリコールのたびに「点検に来ました」「修理に来ました」とやってたのだが、その5回目のリコールで「製品無償交換になりました」ときたもんだ。
そう通知されたのは確か去年だったと思うのだが、なかなか台数が揃わずまだ製品交換が終わっていない。というか、すっかり忘れていた。
ら、今日、ようやく連絡がきて、
「台数が揃わないので、自社製品ではなくパナソニックの同等品との交換にしたい」
と言ってきた。な、ΩΩ Ω ナンダッテー!

同等代替品のスペック
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=NA-V1600L

まあ……確かに2009年11月で新しい機種だし、ドラム式だし、概ね似たようなものっちゃ似たようなものだ。
だがこれは、最新型であっても最上位スペックではない。価格はAWD-845Zの購入時価格のおよそ半額〜6割くらい。
……AWD-845Zって買った当時は最上位機だったんだよwww
まあ、型落ち旧型品と、性能同等でお安くなっている新製品を交換するのだから文句言うなと言われりゃその通りなんだが、洗濯機というのはいろいろランニングコストの掛かる家電製品だ。特に、乾燥洗濯機は水と電気を大量使用する。長期使用でイニシャルコストを吸収できるくらいの差が出る。
なので、新しいのになるなら、

パナソニック最上位機種のスペック
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=NA-VR5600L

エコなw新型品のほうがいいよなー(´・ω・`)
例えば、同等代替品として提案されたものに、自腹で差額を追加してでも最上位機種を選んだほうが、将来的なイニシャルコストの点でお得。
提案されてる同等代替品は、洗濯乾燥時の水の使用量が「98L」もあるが、上位機種だと同じ条件の洗濯乾燥時の水の使用量は「56L」。42Lも少ない。一週間に二度回すとして、42L×2×52週で一年間で4992Lも違う。一般用水道料金が50mm径として、1立方m=1000Lあたり372円なので、約1860円。
毎日回したとすると、15330Lで約5700円。3万円違う機種なら6年で元が取れる。


一応、機種交換について「明日返答する」として即答は避けた。
差額を自分で払うから最上位機種との交換にしてくれとか、交換費用くれたら自分で新しいの買う、とか*1、なんかもういろいろ考えちゃう(´・ω・`)
出火の可能性さえなければ今の洗濯機だって気に入ってるんだけどなあ。



家電は一度買い換えたらホイホイ換えるものではないので、買い換えとか交換とかそういうときには悩む悩む。
そういや冷蔵庫ももう8年目。ついこないだまで最新型のような気がしてたんだがなあw

*1:三洋のドラム式洗濯機の最新型は2009/6発売で実勢価格は11万円くらい