陰性なので首輪作ってみた

南風さんより電話にて速報。
「陰性でしたよー!」
万夜は数日前の深夜の公園で南風さんに拾われ、その翌日にはウチにやってきて、今は僕の椅子の下で爆睡中なわけだが、ウチに来る日の午前中に南風さん御用達の動物病院で、健康診断&血液検査をしていただいた。
その血液検査の結果が冒頭の「陰性」。
ずいぶん綺麗な状態で、大して痩せてもおらず、虫もなく……という様子から、「元々家猫だったのが、捨てられた直後」くらいだったのではないか、という話だったのだが、血液検査では猫白血病、猫エイズともに陰性ということで、大事なし。
外から来た子の人生猫生最初の審判はクリア。


同じ公園で南風さんは以前にも別の猫を拾っているのだそうで、かかりつけのその動物病院の先生によれば1シーズン前に拾われた南風さんちの仔猫とうちの万夜は、「体毛の独特な特徴*1、行動個性*2などから兄弟姉妹、少なくとも同じ親から生まれた子供ではないか」という話だった。万夜のほうが1シーズン若いものの、捨てられた場所や様子も近く毛並みも似てることなどから可能性は高い、と。


さてこれで、またひとつ不安が解消された。
めでたい気分になったので、食休みに首輪を作ってみた。
大変お安い値段になっている皮の端切れのまた端の部分を、10mm×30mmくらいの小片にしたベルト片を作る。5〜10個くらい作っておく。
一端に▲の穴を穿つのだが、天頂部分の二辺のみ切り離し、底辺部分は切れ目だけ入れて切り離さなくてもOK。
反対側に45度くらいの切れ目を入れる。この斜め部分がフックになる。


これを繋いでいって、輪っかにするとこうなる。

最後に取り付ける端の部分は、万が一の事故*3に備えて、強い力が掛かると簡単に抜けるように、若干フック部分の形を変えておく。他の部分は強度を考えて斜め切り込みのみ、末端部分は末尾がT字になるようにカットしてあるので、仔猫が暴れたくらいの力が掛かれば外れる。
後は隙間が大きくなりすぎないように、長さを調節してできあがり。
将来成長したときには、ベルト片を増やすことで調整可能。
また、「襟」とか「ネクタイ」とか、細工ものを挟み込むことで、着替えも可能。

10×30ではなく、15×15くらいにしてもっと密に作れば綺麗な編み込みになるんだろうけど、食後の食休み程度の時間ではそこまでは無理。
続きは校了終わってからね。


とりあえず、寝てしまった万夜の首に付けて撮ってみた。

*1:顎の下に模様がある

*2:人間の顔を舐める

*3:首輪を引っかけるとか