昔のデータ

春にNASが逝った。
大部分のデータは本体側にもバックアップがあったのだが、2007年以前、もっと言うと2005〜6年から前の仕事のデータはPC本体側に残していなかったのでその行方をずっと探していたのだが、仕事部屋の山のようなディスクの中からようやくそれらしいものを発掘した。
勁文社時代の仕事は竹書房での仕事を始めた折に整理し直して竹書房フォルダに入っていたのでほぼ無事だったのだが、1995〜2007年くらいまでの仕事が行方不明だった。
該当していて今回発掘されたのは、

  • とってもこわい携帯メール(2000)
  • ダムド・ファイル リスト(2003)
  • 仄暗い水の底から 都市伝説研究読本*1(2003)
  • 禍禍(2004)
  • 結城瞳の心霊写真(2004)
  • 妖弄記(2005)
  • 週刊女性の書き下ろし実話怪談(2005)
  • 恋運暦増刊・奇想天外の書き下ろし実話怪談(2005)
  • おまえら行くな(2005)/おまえら行くな2(2007)

の他、細々した雑誌仕事、雑誌コラムなど多数。
怪談本は、一度書き終えて本が出たら読み返すことってあまりないのだが*2、「うわー、懐かしいw」と開いてみたら、当時も絶対に見たくないと思ってた心霊写真(原盤)をうっかり開いちゃって、そりゃもう(ry

禍禍、妖弄記はいずれも怪談仕事でありつつも、僕の生涯の中でも特に好きな仕事。禍禍の組版マスターデータ、妖弄記の草稿と最終版テキストデータ*3がでてきたのは、これはこれで非常に嬉しい。


とりあえず、今のPCは本体HDDにかなり余裕があるので、バックアップCD-R/DVD-Rから吸い出して、外付けHDDにもバックアップを作ることにする。
バックアップデータの多重化って重要だよな、と実感。

*1:都市伝説部分を書き下ろし。

*2:怖いから。

*3:2000年代に入った後の僕の仕事で、自分で組版していない単行本/文庫本は数冊程度しかないので組版データがない本は非常に珍しい。