ニョキ動画始めました

日々、才能を浪費開花し続ける竹の子書房。

先だってリリースされた、氷原公魚の伝説のトイレ小説「白磁の空間」へのオマージュを集めた「白磁の空間Respect」が思いの外、怪作揃いだったので、毎週末のネットラジオ「ニョキラジ」で、それらをちくちくと「生朗読(番組生放送中に生ぶっつけ本番で朗読・ラジオドラマ)」という形で読み上げ始めた。

面白半分でやり始めてから判明したのは、竹の子書房には、「現役で声優」「声優の養成所に通っている」「舞台で一人芝居をやってる」「昔、ラジオ局で女子アナしてた」「昔、劇団にいた」「昔、人形劇をやってた」「昔、放送部だった」「昔、館内アナウンスをやってた」「昔、落研だった」「昔、スタジオエンジニアで、ゼネプロのヤマタノオロチの録音は俺が担当した」「今も昔もラジオドラマフリークで、データ編集・音響が趣味」……といった、意外なマルチスキルの輩が山ほどいた、ということ。

そんなわけで、白磁リスペクトは生朗読コンプリートを目指すことに(いつのまにか)なってしまい。
配役は全て確定しているので、後は読むだけ。
既に9〜10本が生朗読や個別録音の形で完成し、一部は声質を加工して伊東四朗になったり、フリー音源のかっこいい音楽を付けられて、本物っぽくなったり、といった形に進化している。

で。
この白磁の空間リスペクトという電子書籍の巻頭には、企画主旨を説明する巻頭言に相当する「巻頭便」という文章が添えられている。企画発案者の責任ということで、僕が書きました。

それを、つくね乱蔵氏が朗読しました。結構渋いいい声です。
それを、雨宮淳司氏が調整したら、森本レオっぽくなりました。これに著作権フリーの楽曲が乗せられ、ラジオドラマ版が完成したわけです。
それに、飃眞司朗氏が、悠&よぴー氏の撮影したトイレ写真を組み合わせて動画にしました。


そういうわけで、Youtubeに竹の子書房動画チャンネル【ニョキ動画】ができまして、現在に至る。

……途中で誰も止めなかったしな。
勢いって大事だね。




白磁の空間リスペクト(電子書籍版)
http://tknk.wwu.jp/?p=1070

ニョキ動画(竹の子書房動画チャンネル)
http://www.youtube.com/user/takenokoshobo