竹の子書房
宮武外骨は「明治・大正の猥褻の巨人」でもあって、猥褻風俗史の他にも「猥褻と科学」とか、「此花*1」とか、猥褻に事欠かない。とはいえ、「猥褻風俗史」は今の人向けではないので……w 竹の子書房の2013年最後の一冊は、夏ぐらいからずっと延び延びになって…
まず、古書のスキャン。ドキュメントスキャナー(ScanSnap)が使えないような状態の古い本(外骨の本は和装和綴、黴びたり染みたり劣化したりでしたorz)に、連続して用紙を吸い込むスキャナを用いた破壊スキャンは困難。 非破壊スキャナは高いw(あとスキ…
電子書籍については、 「自己の新作を造って頒布する」 「自己の旧作(絶版)を再頒布する」 「他の著者から新作の編集制作の委託を受けて作成する」 「他の著者の著作権消失古書(著者の死後50年経過したもの)を電子復刻する」 などが考えられる。 他にも…
今年の3月くらいから竹の子書房密林支社と題して、「電子書籍を有償頒布する」という課題に取り組んでいる。詳しくは、密林支社のWebページ http://www.takenokoshobo.com/kdp/ に譲るとして、将来的に「電子書籍を個人出版するためのノウハウ」の獲得は、…
最近、「辛うじて月イチをキープ」というところまで刊行ペースが落ちているのは、やはり「夏前(実話怪談作家のかき入れ時)」だからだろうなあ(´Д`)ノ 頑張ります。頑張ってます。 竹の子書房は頑張らない程度に頑張ってます。
竹の子書房ソフトウェア開発事業部Androidアプリ課がGWに総力を結集して竹の子書房の刊行済み作品のサムネイルをランダム閲覧&直接PDFをスマホにDLできるというナビゲーターアプリの評価版を開発。 ある程度、機能が揃ってきたので、レイアウトなどどうし…
毎週日曜夜22時から放送のサデとコータのニョキニョキ☆ラジオ。 今回は、金曜にこっそり公録した放送の再放送。 本日のゲストはファンキー中村さん。僕もちょっと出演しています。 実話怪談語り、「色々な意味で怖い話」、ファンキーさんの名前「ファンキー…
1992年。 もう20年前になるのだが、その頃に東京人工群島というシェアードワールドをやっていた。という話はコレまでに何度か書いた。 1992年から見て27年後の世界、2019年頃を舞台に据えた近々未来ものの読者参加型群像劇小説群で、登場人物の多くは読者の…
仕事でもないのに全力投球しました。 まあ、仕事しないでナニやってんだ、と叱られる可能性もあるけども、日頃「原稿書き」「文庫本編集(組版)」を主にやってると、雑誌の感覚を忘れがち。元々雑誌出身、雑誌時代が長かった*1ので、染みついた雑誌の約束事…
竹の子書房の電子書籍はそろそろ百冊(現時点ではまだ88冊w)に近付き、その集大成としてA5判の図書目録、紙の図書目録を作成している。 手元にあるツールとリソースで電子書籍を作って放流しているうちはさほどコストは掛からないが*1、こうした紙の本のよ…
怪談作家の高田公太氏が10月初めに上京してきて、東京在住の人に。その歓迎会に出席。 洗濯ばさみで乳首を挟むような宴でした*1。 ……大学生のコンパかッ!w *1:いろいろ省略
今週は竹の子書房創業一周年ウィーク。いやもう、体力的にコミケに行ける歳ではありませんでな、げふんげふん。 数人の与太話を全力で真に受ける、というところから始まった竹の子書房ですが、一年続きました。名簿にあるだけでも社員数120人を越えました。 …
http://tknk.wwu.jp/?p=1477 (書誌情報) http://bit.ly/o0EFzz (PDF直接DL) 竹の子書房の創業者・竹野正法の人物と謎に迫る――。 実在しない架空の創業者について、よってたかってホラを吹いてみたら、案外面白い本になりました。 企画発案からリリースまで二…
思えば去年の今頃、InDesign CS5を衝動買いしてその習熟で竹の子書房の最初の電子書籍を作ってたっけなあ。 ということで、今回のInDesign CS5.5も仕事本番に投入する前に習熟練習をしなければならない。 どんなことでもそうだけど、日常的に練習していない…
髪の毛がいいかげん黒くなってきて光合成の効率が落ちてきたので、再緑化。 十数年使ってきた染料が廃盤になって、新型の染料が思った通りの色が出ないということで、昨年末くらいからずっと美容師さんと「新しい染料で前と同じ色を出す」という実験というか…
電子書籍の最大の弱点は、「ネットに来ない人は、いつまで経ってもその存在を知ることはない」ということ。 例えば「今、パブーで大人気!ダウンロード数No.1」であっても、パブーに行かない人、そもそもパブーを知らない人、ネットに繋がない人の視界にその…
昨晩、竹の子書房のネットラジオ、サデとコータのニョキニョキ☆ラジオに、久々にゲスト出演。 遺託も発売になったことだし(まだ見本届いてませんが)、今回はニョキラジが発火点になったリアルタイム・メタ実話怪談もあったことだし、ということで、諸々リ…
生放送で聞いて、その晩のうちに雨宮氏がアーカイブデータを出してくれたので、放送後にすぐにニョキラジ第二放送で再放送を開始。それで、放送チェックのつもりをしていて、またうっかり聞いてしまい。 その翌日の晩(月曜)、飲みに来た本屋店長に聞かせつ…
間もなく開演の生ラジオドラマ【悪筆怪談】。 「そもそも、ネットラジオってどう聞くの?」 ……それはなんとも、そもそもな話ですなwww 再生用URL http://std2.ladio.net:8120/takenoko_radio.m3u この再生用URLをクリックして、Windows Media Player、iTunes…
竹の子書房のネットラジオ放送「サデとコータのニョキニョキ☆ラジオ」の放送が始まったのは、2010年の8月終わりか9月頃。 ぐだぐだな流れで竹の子書房が発足したのが8月12日なので、ラジオ放送も割と早い時期から始まっている。 当初は高田公太発案*1によ…
いよいよ本番を明日に控えた、生ラジオドラマ「悪筆怪談 〜と言って、グラスを置いたという」についておさらい。 原作者 原作は、硬派な病院物実話怪談作家としておなじみの雨宮淳司氏。恐怖箱 哭塊 (竹書房恐怖文庫)作者: 雨宮 淳司出版社/メーカー: 竹書房…
長年、編集者として(そして最近は監修者としても)色々な作家さんの原稿に接していると、それぞれに個性……というより癖みたいなものがあるのだなあ、ということに気付くようになる。例えば、長い話の場合は著者にとって慣れた(楽な)表現が頻出する。 〜す…
竹の子書房では作品朗読、ラジオドラマをいろいろ試しているわけなのだが、雨宮淳司音響監督wがいろいろとデータを加工しているうちに、ひとつの真理が発見された。通常、竹の子書房では番組放送中に「生朗読」と称してSkype通話で出演している出演者がその…
日々、才能を浪費開花し続ける竹の子書房。先だってリリースされた、氷原公魚の伝説のトイレ小説「白磁の空間」へのオマージュを集めた「白磁の空間Respect」が思いの外、怪作揃いだったので、毎週末のネットラジオ「ニョキラジ」で、それらをちくちくと「生…