InDesign講習会とゴールデン街
竹の子書房内にはInDesignを「持っているけど使い方がわからん」という人がちょいちょいいる。
InDesignのオペレーティングはそんなに難しいわけでもなく、ワープロソフトに毛が生えたようなもんだろと思う。
のだが、リファレンスブックが分かりづらいのと、覚えたところでプロのデザイナーか組版屋になるつもりでないなら、およそコンシューマでは使い途がない、プロスペックでプロにしか用事の無いソフトの代表格みたいなものでもある。InDesignって奴ぁ。
予てより、竹の子書房の希望者向けに「InDesignの講習会やってもいいよ?」てな話をしていたのだが、「約百冊」の作業や先々の組版課増量を見越して、講習会的なことをしてみる。
約3時間ほどみっちり。
竹の子書房は全般に「授業料の掛からない専門学校」とも呼ばれることがあるが、InDesignなんか専門学校にでも行かなければ習うチャンスがない、入り口が狭い(中は広い)ソフトの代表格みたいな(ry
そういうわけで、特に授業料は取らずw使用法の基礎をレクチャーするなど。
その後、新宿で軽く飲み。
さらにゴールデン街のBAR「幻影城」にて開催中の、近藤宗臣画伯の個展「乱歩タロット」を拝見しに伺うなど。
近藤さんには今年は「恐怖箱 臨怪」の表紙でお世話になった外、竹の子書房の(およそ日本円にならない(^^;))表紙などを多数、ご寄稿いただいたのだが、というか「気がついたらもう近藤さんが書き始めていて、書き終えていた」というパターンが多かった気がするのだがw、緻密な悪魔風イコンのような独特の作風は、いつ見ても何度見ても吸い込まれるような不気味さがあって凄いなあ、と。
竹の子書房の画家の皆様は、それぞれ「紹介の紹介」「○○○さんのお誘い」という形で人づてに集まってこられる方が多いのだが、だいたい誘った当人より誘われてきた人の方がドハマリする傾向が強いようなw
特に今年はイラストレーター当たり年だった。
来年も、また凄い、埋もれた才能とご縁ができるといいな、とかまだ11月です。