8月下旬の出来事 飲み編

8月は見舞い帰省以外はほとんど家に閉じこもって原稿書いてたので、どこかに遊びにいったとかそういうイベントはほとんどなかった。
強いて言えば、竹の子書房の創立二周年総会があったりとか、今年近所にできた新しい店の日本酒と魚の品揃えがなかなかいいんで、ちょいちょい足を運ぶようになっただとか、そのくらい。
何年か前から夏のビールを可能な範囲で控えるようにしていて、今年はその分、オールフリーの消費が多かった。箱買いストックしておくと、「いつでもok」という安心感からかビールの消費もオールフリーの消費も控えめになってたような気がする。
さらに、クラブソーダなども箱買いストックするようになり。


子供の頃、うちの親父が魚河岸の問屋で様々な食料品を箱買いしていた。
年相応の欠食児童であった僕ら兄弟は、1ケース24個入りのカップ麺を「いつ食べてもいいおやつ」として与えられていて、学校から帰るとそれを食い、腹を満たしてから晩飯も食う、といった具合だった。
静岡は新製品試験投入地域でもあるので、今となっては「露と消えていった聞いたこともない銘柄」のカップ麺も山ほどあったのだが、親父は箱で買ってきてしまう(自分は食べない)ので、「全部食べ終わるまで補充しない」という。
そんで、ハズレというか不味いのは僕も弟もなんとなく敬遠するので、なかなか減らず、しかし食べきらないと次はなく、しぶしぶ食べたなあ、という記憶がうっすらと。


あれから30数年以上過ぎて、自分で何でも買える歳になってみたら、結局親父と同じように「気に入ったから箱買い」とかするようになってた。
血かなあ。