流し鮨

いわゆる郊外型の大型高品質低価格回転鮨というジャンルがある。テレ東なんかでよく特集を組んでいるアレである。水揚げ港のある沼津でもやはりそういう「車で行くファミレス化した郊外型寿司屋」というのは結構増えている様子。
今回の帰省では、弟が飯を奢ってくれるというのでそういう鮨を馳走になる。
乾いたネタが回ってくるタイプの店ではなくて、客席のタッチパネルで注文をすると注文した分が運ばれてくる、という形態。ネタ質はなかなかよく、都心の寿司屋よりネタがでかく新鮮。種類も豊富。

鮨を手づかみで食う客がタッチパネルを指で押したら、パネルが汚れるんじゃねえのかなと思ったら、各タッチパネル前に置いてある「消しゴム付き鉛筆(削ってない)」の、消しゴム側で押してくれ、という。使い勝手はすごくいいんだけど、店の設備とコンセプトから行くと、たぶんこの消しゴム付き鉛筆(削ってない)だけは、後付けの工夫で追加されたんだろうなあ、と微笑ましく思う。

大人5人、子供3人(うち一人は乳児)で飲み食い、弟は「遠慮せずに頼んでくれ!」とアワビをガンガン頼んでいたが、それでも2〜2万5000円前後で収まった様子。
……この景気の良さ……パチンコで勝ったな?(笑)

ともあれ、ひさびさに立ち食いじゃない鮨を食った。
うまかった。