具ばっかりのスープ

炊飯器を開けたらご飯がほとんどなかったので、本日の夕食は「具ばっかりのスープ」をメインディッシュとする。

大根の残り、人参1/2、ジャガイモ1個、白菜の茎の部分2枚分をそれぞれ8mm〜1cm角の賽の目に切る。白菜の葉の部分は千切りにして別にしとく。
マッシュルーム5〜6個を1/4にカット、舞茸1/4株ほどはむしっておく。
鶏肉を小さめの一口大に切り、塩胡椒+ワイン+クミンパウダーをちょっとして揉んでおく。


ニンニク二欠けくらいを潰して、これを大きめのソースパンか深めの雪平にオリーブオイル大さじ1で炒めて香りを出す。
ニンニクの香りが出たら、鶏肉を漬け汁ごとぶち込んで炒め、表面を焼き固める。
ここに大根、人参、ジャガイモの根菜三種を入れて炒める。
さらにマッシュルームと舞茸も入れて炒める。
油が回ったところで砕いた固形スープの素を混ぜたコンソメスープを2カップ分くらい、鍋にだーっと入れて、強火で沸かす。
沸いたらあく取りして中火。
ここに白菜の茎のほうを入れる。
味見して塩胡椒、お好みでカイエンペッパーで味を調節。
フタして弱火でちょいと煮込む。

その間にごはん。
茶碗で二人分もなかったので、野沢菜を刻んでおにぎりとする。
野沢菜の茎の部分は刻んでおにぎりに混ぜ込み。
葉っぱの部分は広げてのりのようにくるりと巻く。

ついでにもう逸品、胡瓜が残ってたので水菜とセロリの茎も合わせて緑一色サラダとする。

最後に刻んでおいた白菜の葉っぱの部分をスープの鍋に入れて軽く一煮立ち。
シチュー用の皿に「具、具、具」と具を詰め込んで、根菜と茸ばっかり(鶏肉もちょっと)のスープ完成。


そういえば、タマネギ入れるの忘れてた。
子供の頃に、ジャガイモ+人参をいちょう切り、タマネギは千切り、茸は椎茸、肉は豚こまか何か、基本的に塩味のみ、という「野菜スープ」と称するものが、しばしば夕食に出た。これにルーを入れるとシチューになったりカレーになったりするわけなのだが*1、これ好きだったなあ。
今日作った具ばっかりのスープは、その「野菜スープ」にタマネギを入れ忘れ、茸を椎茸からマッシュルームと舞茸に変えたもの。
でも、おいしくできたのでよしとする。

*1:クッキングパパによく似たものが「トチュー」という名前で出てた(笑)