世の中のものは何もかも思っていたよりでかい
レーシックをやって随分経つ。
術直後いちばん驚いたのは、「コミックの単行本とコンビニのおにぎりは、僕が想像していたものよりずっとでかい」ということだった。近眼の人が使っているメガネは凹レンズなので、度が強い人ほど世界は小さく見えている。
その凹レンズから解放されてみたら、手に取るものあらゆるものが、実際には大きかった、という話を以前書いた。
先だってのハンズ買い物の旅では、1mほどの角材を買ったのだが、売り場で「1m」と書かれた木の棒が僕が思っていた1mよりかなり長く見えたので、「案外適当だな。しめしめウヒヒ」とか思って買ってきたのだが(製材されてるので、全部同じサイズなのだが)、家に帰ってドリルで穴を開けるに当たって、改めてメジャーで測ってみたら、示されている通り1mだった。
1mって、こんなにでかかったっけ?
僕の中での1mの認識は、今実際に見えている1mの2/3〜4/5程度の大きさであったようで、まだまだものの大きさを間違えて認識しているという呪縛から逃れきっていない。
その昔、雑誌の読者ページ担当編集だった時代は、毎月2000〜3000枚くらいのハガキを読んでいたせいもあって、官製はがき(148×100mm)の大きさが目視で確実に判断できた。私製はがき(厚紙を切ったものなど)でそれが148×100なのかどうかを、見ただけで判断でき、なおかつ白い紙に定規を使わずに148×100の大きさを切り出すことすらできた。
たぶん、今同じことをやれと言われたら、かなりちっちゃいハガキを切り出しそうな気がする。
昨年末買った22インチのモニタは、僕には凄く大きく見えているんですが、もしかしたら実は思ったほど大きくなかったんでしょうか……orz