ホンモスのまとめと梨

ホンモス、ほぼ三日に一回作るペース。
いつものように8時間浸水したひよこ豆を1時間茹でてから熱いうちに皮むき。練りごま、にんにく、塩、グレープシードオイル、それと分量外で書き忘れてきたが、ひよこ豆のゆで汁を入れてフードプロセッサでブンブン回す。ゆで汁を入れないとなめらかにならない。というより、練りごまは粘りを出し、ゆで汁+グレープシードオイルがなめらかさを作る。
ようやく江古田シャマイムのホンモスに近いものができてきた。
今回はいつもより多め、いつもより塩とにんにくをきつめに作った。


にんにく、今週は中国産の安いのと国産(青森産)のお高めのとではどんだけ違うのかを比べる週間だったのだが、青森産にんにくは、

  • 一片の粒の大きさが中国産よりはるかにデカイ
  • 切ったとき、切り口からじっとりと水分が沁みだしてくるほどにみずみずしい
  • 独特の甘味があり、焼いても炒めてもすり下ろしても美味しい

と、良いことずくめだった。
なんというか、高いにんにくは高いだけの違いというのがあるわけで、とにかく全然違う食べ物であった。
「野菜なんかどこのどれを食べてもそんなに変わらない」というように思ってる人がいたら、実際に食べ比べてみるといいと思う。農薬がとか値段がとかではなく、高い野菜は高いなりの理由があり、そして確かに美味いのだ。
もちろん安いに越したことはないんだけど(^^;)、ホントにいいもの、美味しいモノの味を知っちゃうと舌が驕る……とは言わないけど、美味しいモノの味を知っておくことは大切な気がする。
昔、安酒ばっかり飲んでいた頃は、安い酒の味しか知らなかった。だんだん歳を重ねてちょっと良い酒を飲めるようになってくると、良い酒とそうでない酒の違いに愕然となってきた。良い酒と違うベクトルの良い酒の区別はなかなか難しいが、良い酒とそうでない酒の違いは、良い酒を知ってしまうと簡単見分けられるようになる(本当)。
その上で「でも金がないからこの金額のこのへんのグレードで我慢」というのと、「今日は懐が温かいから、今日は特別な日だからいいのを飲もう」というのとでは全然充実感が違う。


そういえば、こないだ食べた今年初めての幸水は、本当に幸せな水ってくらいに美味かった。甘くて、水分たっぷり。甘露甘露。
一個100円の梨は高いか安いかと言われると、たぶん悩む。
でも同じ金額でジュース買うなら、断然梨を選ぶ。だって美味いし。
惜しむらくは、梨は秋しか出回らないってことか。まあ、それが旬というものか。
これからしばらくは、梨を堪能するぞー。