ワイン、エンダイブ、チーズフォンデュ

友人が昨年末に入籍していた、という報を数日前に突然聞く。
んで、昨日(2/2)はその友人&奥様をおもてなし。
昨年、仕事で北へ帰ることになった友人を送る際に、「とびきりのワイン」で見送ったのだが、こんなに早く再会できるとは思っていなかった。そしてめでたい話でもあったので、「昨年、別れ際に一緒に飲んだとびきりのワイン+α」でおもてなしすることに決めた。
ワインと言えばここ、ということで、いつもの旭屋ワインセラーへ。
僕のオーダーはいつも「ドイツ、白、リースリンク、とにかく甘いの」という大ざっぱなもので、そこから先はソムリエというかお店の人の選択+財布との相談で決まる。ワインなら白。そして葡萄の味がはっきりわかる甘口。できれば極甘口ですよ!!!!
今回はリースリンク種のものはとあるシャトーのアウスレーゼを、もう一本はとあるシャトーが作っているというオルテガ種のトロッケン・アウスレーゼを饗することにした。リースリンクでトロッケン・アウスレーゼはさすがに高そうだけど、オルテガならトロッケン・アウスレーゼでも結構買える値段ですよ、と言われて、それを選ぶ。金額で言うとどちらも同じくらいの値段なのだが、アウスレーゼのほうは750ml、トロッケン・アウスレーゼのほうは250ml。うひー。3倍もするんですな。トロッケン。

ワインとくれば……ということで、まずは江古田ロクアーチェにてパリジャンとベーグルを求める。メインはチーズフォンデュに決めた。具材は何にしようかな。ポークミートボールでいかがなものか。と考えてたら、友人から「奥様、肉ダメ」のメール。なにゅー。ということで、メニューを一部見直し、チーズフォンデュはそのまま維持して、具材を肉系からシーフードにチェンジ。
いつも行く八百屋の店頭でエンダイブを見かけたので、サラダに合わせるべくちょっといいトマト&久々にイエロー・パプリカなんか買ってみる。それに買い置きのヤングコーンを添える、と。メインのお客様は友人のほうではなくて奥様のほうなのでw、サイドメニューも女性受けしそうなで畳み掛けるぜ!
あと、ブラウンマッシュと2Sの新ジャガを茹でる。ペンネもちょっと茹でとく。
どのくらい食べるのかわからない&食べ物の好みが不明なお客様には、自分で調節して貰える系メニューがラクでよい。あー、ラクラクだ。
囲炉裏は火力が強すぎ&微調整が効かないため、チーズフォンデュにはどうしても向いてない。このため、本日は囲炉裏の炉から五徳を外して、カセットコンロに入って貰った。でも鍋はいつもの鉄鍋を使用。適材適所の使い分けは大事。


さて。オルテガ種のトロッケン・アウスレーゼ。うひょー。びっくりするほど甘いぞ! 僕は今、何かの蜜をなめているんだろうか、というくらい。これが葡萄の本気なのだなあ。「リースリンクより葡萄としての等級は下なんですが」と言われてたオルテガ種だが、どうしてどうして、全然凄いよ。これがリースリンク種のトロッケンだったら、どんなことになってたのか想像するのも怖いよ。
今思いついたすげー贅沢として、スポンジケーキにトロッケン・アウスレーゼをたっぷり染みこませたケーキとか作ったら……いやいや、罰が当たるな。そんなの。
友人が持ってきてくれたスプマンテを空けカマンベールを広げ、おみやげのケーキなんかもいただき、さらに締めとしてアウスレーゼをまた空ける。普段、あまりお酒は召し上がらないという奥様にも、ワインを堪能していただけた様子。ホストとしてはまずは合格点をいただけた、としたら嬉しいかも。だといいな。


そんなわけで、お客様はお帰りに。
入れ替わりで「うちの子」の某店長たちがやってきた。
軽い晩ご飯+二次会(場所変わらず、シェフ変わらずw)で、うっかり出し損ねたシーフードもう一品を某店長に供す。
アブラザメが安く出てたので買ってあったのだが、もう細々したものを作るのが面倒になってきていたので(笑)、大ぶりのアクアパッツァもどきにして、バジルと胡椒と白ワイン*1で仕上げる。パリジャン+トマト+チーズ+にんにくで、シンプルなブルスケッタ的なものを。


数年前までえらいこと高騰してたハタハタが、10尾くらい入って200円くらいで出るようになってきてた。一時期、1尾400円くらいまでいってた時期があることを考えれば、10尾300円でも十分値頃。ハタハタの時期が終わらないうちに、こいつでしょっつるとかやろうぜ、てな話などしつつ、宴は終わり。


洗い物はもう面倒(ry
客は全て帰り、また仕事を続ける。
たまにはこういう日もないとね。
今月はハードだからねorz

*1:料理用なのでフルボトルで298円w