ネリモノイド進捗

ようやく超-1の作品募集期間が一段落。
更新はあと数日続くものの、以後はちょっと楽になる。
が、しかし。
今週は、今年4度目の大波というか締切が迫ってるので、たぶんまた週を通じて大忙し。



ボカロ食堂、忙しくて放置してたら、最初に上げた1皿目がいつの間にか3000再生越えてた。バカスwwwwって、僕が言うことじゃないけど、ありがとうございます。なんでだ。
2皿目1300、3皿目700。なんだか「携帯から見られない!」という悲鳴みたいなのが1皿目にあったところを見ると、ニコ動を携帯で見てる人って結構いるのかもしれない。4皿目はWMMに戻そうかな。


その4皿目。
ネリモノイドの手足の目処は立ったものの衣服の加工が結構厄介で、ボカロ食堂4皿目は進まず。手足のほうは2日くらいなら削って取っておいてもまだ食べられるwんだけど、衣服のほうは水分が失われるとシオシオになってしまうため、食べることはできても数日かけて作る、みたいなことができない。ベジタロイドは旬が短いというか、完成型を維持できる時間がほんとに短く、写真でも撮らないとなんも残らない。<残す必要もない
練習用に買った春人参は結構みずみずしくて美味しいんだけど、細いもんだからいろいろ工夫が必要。練習ばかりでちょっと人参味のげっぷが出る。現在、人参サラダ食べすぎ。上半身がうまく作れないのは精進と愛と乳脂肪分が足りないからなんだと思う。


手慣らしでここんとろこ胡瓜は必ず蛇腹に切ってたのだが、今日ようやく元の1.5倍の壁を越えた気がする。前回の3個所からの切り込みをやめて、再び基本に忠実に裏表二面から。

こんな感じ。上が切る前の長さで、下が蛇腹に切って引っぱってみたもの。
細いとこをちょっと失敗して浅く切ってしまったのでそこは伸びなかったんだけど、そこも切れば1.8倍くらいは行くのかもしれない。
うむ。ちょっと満足。


この手の飾り切り/細工料理の教本としては、主婦と生活社から出ている「飾り切りと料理のデザイン」という本が凄く参考になる。野菜&フルーツのカッティングは非常に詳しい。

飾り切りと料理のデザイン

飾り切りと料理のデザイン

ボカロ食堂のネタにしようと思って、その他の出版社から出ている飾り切り/包丁テクニック系の本を3冊ほど買ったのだが、その3冊の中では大泉書店の「プロ仕込み包丁テクニック図解」という本がいちばん基本を丁寧に教えている良本だと思った。次にMCプレスの「和洋中華プロの包丁テクニックと飾り切り」、これは野菜の扱いについて大変親切であった。
いちばん参考にならなかったのは成美堂出版から出ている「包丁さばきと飾り切り」という本。これは辻クッキングスクールが監修というか協力となっているわけなのだが、写真と説明キャプションが一致してないとか、キャプションや文中に出てくる基礎技術についての解説がどこにもないとか、基礎を教える本としては非常に問題がある。基礎向けの本じゃないのかとも思ったが、内容は初心者向けらしい。かなりわかりにくい。
包丁を既にそこそこ使える人は、「飾り切りと料理のデザイン」から、包丁はちょっと久々という人でも「包丁テクニック図解」あたりから始めるのがいいと思う。成美堂のだけは避けるべき。


料理本はときどき、凄くがっかりな造りの本があるのだが、フルカラーページだとかそういうところで普通の本より高いぶん、編集は頑張って欲しいと思う。
ちなみに、昨年の誕生日にオレンジページの総集編本を誕生日プレゼントでいただいた。「男のイタリアン」とか「男子厨房に入る」とかそういうヤツ。内容的にはかなりいけ好かないwwwwと言われそうな部類で、レシピ本としてはあんまり参考にならないんだけど、写真の使い方が凄く大胆で、写真集として十分綺麗な本だった。
特に、普通ツカの方に来るノンブル(頁数)が、ノドのほうに詰めこまれているというのは結構斬新だった。ノドのほうにノンブルがあるっていうのは目次からノンブルを探すのには確かに不便だけど、写真メインで「見せ方」「見栄え」を強調するビジュアルブックだったら、ノンブルのことはそんなに重視しなくていいっていう割り切りは納得いく。
ページの四隅からチマっとした数字がなくなるだけで、野暮ったさが消えるのは目から鱗。アートディレクターは木村裕治氏、デザイナーは齊藤広介氏。
大判のページを贅沢に大胆に使える料理本は、そういう意味で思い切りのいい貧乏性じゃない人に作らせたほうがいいものができるのかもしれない。僕には無理www