鮪血合いの湯引き

この間、急な来客*1があった。
忙しくて買い物してなくて、冷凍庫に何かあったかなあと見てみたら、冷凍の鮪アラがあった。
ほとんど血合いというまっ黒なモノなんで、とりあえず自然解凍。
これを血抜きせずに湯引きにした。

  1. 血合いの塊を削ぎ切りして、できるだけ薄く(3mm前後)ひらひらした切片になるように薄造りにする。
  2. ボウルにおろしにんにく×大さじ1と醤油×大さじ3くらいを入れてよく混ぜ、そこに(1)の切り出した血合いの薄造りみたいなものを入れてよく揉む。
  3. 鍋に塩ひとつまみとたっぷりの水を入れて湯を沸かす。
  4. 湧かしてる間にビニール袋に片栗粉をドバフッと入れ、そこにボウルの中身の血合い薄造りをバンバン入れてボフボフとはたきながら片栗粉をまぶす。このまま揚げても美味しいんだろうけど、夏場はあまり油っこいものは食いたくないので、今日は湯引きにする。
  5. タレ漬け込みに使ったボウルを洗って、氷水を張っておく。
  6. ぐらぐらに沸いた湯の中に、一枚一枚がくっつかないように血合い薄造りを放り込み、10秒くらい火を通したらすぐに引きあげる。長く湯に浸けていると完全に煮えて固くなってしまうので、表面に火が通るくらいで止めとく。
  7. 湯から引きあげた血合い薄造りを氷水のボウルにバシバシぶちこんで引き締める。
  8. 引き締まったらすぐに引きあげて、氷を盛った皿の上に敷き詰め、葱などの薬味を散らして、鮪血合いの湯引きの出来上がり。

にんにく醤油は血合いの臭み取りのために使っている。漬け込み時間が長く取れる場合はつけだれは特に不要。漬け込み時間が若干短い場合(10分くらいとか)は、にんにく醤油かわさび醤油を別途手塩皿に用意して、ちょびっと付けて食べるといいかもしんない。
原価は多分30円いかないくらいだけど、たいへん評判よかったです。

*1:というか、いつも急に来たり呼んだりする来客w