元旦のおもひで

元旦は何をしてたか。
えーと、大晦日からきていた客は6:30頃には帰ったらしい。
寝オチしてたので不明w
8:30頃に目が覚めたんだけど、家人爆睡のためそっとしておくことにして、年越し残骸wの片付けと洗いものなど済ます。よく躾けられた客wwwwは、帰り際、皿、呑水などを流しに片付けていってくれた様子。よしよし。ありがとう。


お節のうち、先回しにしておいた数の子となますを仕上げる。
数の子は昨夜のうちに塩抜きをしておいたものの皮を丁寧に取り、沸かした漬け汁に浸けた関西風ともみ海苔と醤油で食べる実家風の二種を作る。
漬け汁は、出汁+醤油+一味唐辛子で少し辛みを付けたものを沸かして、すぐにあら熱を取る。これをビニール袋に入れて、さらに数の子を浸して冷蔵庫へ。
数の子は丸のままというか、フカヒレみたいに形が判るように作るのが多いようなんだけど、うちの実家では塩抜き&皮むきをした後に食べやすい大きさにほぐして(砕いて)、炙ったもみ海苔+醤油ぶっかけで食ってた。ので、それも作る。


次になます。
用意するのは大根と人参とホタテ貝紐など。
この時期だけ正月合わせで、このへんには三浦大根が出回る。普段は青首しか店頭に並ばないんだけど、三浦大根は水分が多くて甘口ででかいので好き。これを、5cmくらいの輪切りにして皮を剥き、繊維に沿ってごく薄い短冊に切る。
人参は普段使いのと違う赤味が濃くて大きくて長いヤツ。これも正月にしか出回らない。甘口でえぐみがなく美味しい。普通の人参の2倍くらいの長さで値段は100円。普通の人参が1袋3〜4本で100〜128円なので、安くはないけど美味しい。普通の人参がオレンジ色〜黄色だとすると、これは臙脂色と薔薇色の間くらいの深い赤をしていて、大根と合わせると紅白でおめでたい。人参も5cmくらいの輪切りを2本切り出し(細いので)、皮を剥いて繊維に沿った薄い短冊にする。
大根と人参に軽く振り塩をしてよく揉む。
これに、ホタテ貝紐を足すのだが、前にホタテ貝紐のみ山盛り入って200円とかで出てたのを、塩でよーく洗ってぬめりと臭みを徹底的に取ったものに、キムチの素などを加えて揉んでそのまま冷凍しておいたものを、軽く刻んでそのまま大根、人参に足してさらに揉む。


その間に甘酢を作る。
楽な方法として、カップに水を100cc量り、そこに寿司酢を50cc足す。寿司酢は最初からみりんや砂糖がそれなりに入っているので、糖分はこれでokということにする。これをミルクパンに入れ、塩を小さじ1/2くらい足して沸かして、鍋ごと水に取ってあら熱を取る。
大根と人参と貝紐の水分を絞ってからジップロックなどに移し、ここにあら熱を取った三杯酢を足して、空気を抜いて封をしてからまたよく揉んで、冷蔵庫に放り込んでおく。


毎年毎年安くていいから重箱を買おうと思ってるんだけど、年末は忙しくて失念しており、お節の心配をし始める頃にはもはや手遅れ、というパターンが続いているorz
今年はできるだけ早く忘れないうちに買おう、とか思う。
毎度毎度皿盛りするのは面倒なんだよなあ(^^;)


栗きんとんは年末に用意しておいたが、時雨煮の入ってた、蛤の形をした蓋付きの陶器の器が気に入っていて、毎年それに詰め込んで無くなるまで舐めるように食べているので、これはそのまま食卓へ。
他、蒲鉾、伊達巻き、なます、数の子を1枚皿盛りして、それと雑煮。
雑煮は大晦日に椎茸と昆布のみ水に取って出汁を引いておいた。椎茸から色が出るので、醤油は軽く香り付け程度に。
昆布椎茸の出し汁を沸かして鰹節を入れてから引き揚げる。
具はうちの実家では伝統的に白菜のみなんだけど、今回は小松菜も入れた。
餅は近所の紅屋という和菓子屋さんが大晦日に搗いている餅。大晦日の夜10時過ぎ頃に「つきあがりました」という報せを受けて受け取ってきたもので、元旦の朝でもまだまだ柔らかい。焼かなくても行けそうなくらいの柔らかさだったが、香ばしさが欲しいので、トースターで軽く焦げ目が付けたものを小丼に取り、熱々の汁を注いでできあがり。


その後、何をしてたかというと。
仕事は結局年内に終わらなかったのだが(本来の予定では、クリスマス前には校了するつもりだったorz)、全然間に合わなかったので正月返上で働くつもり。が、元旦だけは何がなんでも休みたかったので(´・ω・`)
が、「休みたかった」とは言え、何をしたものやらとヒマを持て余す。例年賀状を書く時期に「超」怖い話の仕事してるので、ここ何年か賀状が出せないので、とりあえず新年の挨拶だけは、とエントリを書いた。
そのままPCの前に座ってるとやることなくて仕事始めそうだったので、慌てて切り上げる。


で、CSをがちゃがちゃやってたらアニマックスでガンダム(ファースト)30周年特別全話一挙放送(第二部)とかやってて、思わずそのまま見てしまう。マチルダさんがドムに叩き潰されたあたりから、ミハルが太平洋上で無駄死にしたあたりまでを見て、「キリがない」と判断w
前から見てみたかったけど機会が無くて見られなかったものを見よう、ということで駅前の無人DVDレンタル屋で実写版「デスノート」上下巻を借りて見た。テレビも芸能誌も全然見ないので、松山ケンイチがLをやってること以外の基礎情報一切なしで新鮮に臨んだw 藤原竜也夜神月はイマイチ妖艶さに欠けるなー、とか。Lは激似だなあ、とか。太りそうだとか。
松田役を見て、
スウィングガールズに、and BOYで出てたヤツだよね?」
「あ、そうそう」
と納得してたのだが、後で調べてみたらスウィングガールズのほうは平岡祐太でしたorz 松田役は青山草太
……似てるって! 見分けつかね、って!


上下巻を一気に見て返しに行ったら、合わせて300円ちょっとだった。最近のDVDレンタル屋は安いなあ。あそこ全自動だからかなあ。


その後、ぶつ森をちょっと。
晦日のカウントダウンはすっかり忘れてたので、手元にはクラッカーが2個残った(笑)
任天堂からの初荷は「こま」。謎の母から来るお年玉は「1000ベル」。動物たちから年賀状が来てた他は、極めて平常運転のどうぶつの森えこだ村であった。


9時前くらいにテレビを点けると、ガンダムが42話あたりまで来てた。
「あ、まだキシリアが生きてるよ!」
「じゃあ、ぼちぼちだ」
ジオングが五体満足だよ」
「足など飾りです!ってセリフ見たかったなあ」
というわけで、そのままキシリアの首がぽきゅーんと飛ばされて、アムロが「まだ僕には帰れるところがあるんだ」というところまで全部見て、ああ、よかったよかった、と満足。
危うく元旦を全部ガンダムで終わらせてしまうところだったが、思い返せば美味しいところだけつまみ食いしたような……ま、いいか。正月だからね。


その後、再びぶつ森をやってたような……んー、何してたかよく覚えてないな(^^;)
恐らく日が変わる前くらいには寝オチしたのだと思う。
目が覚めたらリビングで寝袋被ってた。


そういうわけで、僕のお正月は終わりました。
本日から通常営業再開! …………orz