苺のコンポート。コンフィチュール。ていうかジャム
ジャイロUPを回収した後、江古田のシモザキヤに寄った。
ここ数日、野菜の値段がいきなりガクンと上がってるという噂があったのだが、江古田では青果は最安値に近いシモザキヤの青果類が一通り、10〜40円くらいの幅で値上がりしているような気がした。
数日前に150円で買った蓮根が、2/3の量で200円になってたりとか。
もしくは、普段なら35円で買えるもやしが48円になってたりとか。
テポドンの影響で流通に何らかの影響が出た結果の値上がりとか、そういうことかなあ、とかなんとか。
が。
そんな中にあって苺が安かった。2パック400円。安いといっても、まあちょっと下駄履かせてるかな、という気はしないでもない。例年この時期なら2パック350〜300円とかだし。
2パックあっても食べきれないので、とりあえず1パックだけ買った。250円。
ガクを取っていたんだ苺を取り除いて、重さを量ってみたらだいたい300gあった。
ので、上白糖を150gくらい。全量の50%が砂糖、という感じで鍋にドカーと砂糖と苺を混ぜて、そのまま桜を愛でる散歩に出掛けた。
帰ってきて、さっそく火に掛ける。
少しだけ呼び水を入れる。30〜50ccくらい。
最初中火くらいで沸かして、沸いたら火を弱めてアクを取る。
アクはマグカップにすくっておいて、後でカフェラテ入れてのんだら苺ラテになりました。
アクはできるだけこまめにすくう感じで、ごく弱火にして蓋をする。
このまま煮ていって、いっぺん苺の赤味が全部抜けて白っぽくなるまで煮たら、さらに弱火で煮る。
形が残らないスプレッドタイプのものがお好みの場合、この時点で実を潰していくのだけど、僕は実がはっきりと残ってるプレザーブタイプのほうが好みなので、実は潰さずに煮ていく。
その間に、適当な大きさの瓶を煮沸消毒してペーパータオルの上に伏せて水気を切っておく。
苺が全体に透き通って、シロップを十分に吸い込んで赤味を取り戻してきたら最後にもう一度アクをしっかり取ってから火を止めて、少しあら熱を取る。
あら熱が取れてきたら、煮沸して伏せておいた瓶に苺の実を取り、鍋に残ったシロップも全部入れる。
まだ暖かいうちに蓋をしておくと、瓶内の気圧が下がって蓋がきっちり閉まり、保存性が高まる*1。
要するに苺ジャム。コンポートとコンフィチュール、どちらも果物の砂糖煮。スプレッドタイプのもの、一般的なジャム=コンフィチュールで、プレザーブタイプの形が残るものはコンフィチュールだけどどっちかといえばコンポートに入るんだろか、とかなんとか。
まあ、美味しければOK。
トーストに載せるネタが増えた。
*1:が、開けにくくなる