昔の怪談

数日前の怒濤の打ち合わせの折、勁文社時代の「超」怖い話の話が出た。
で、どのくらいどんなのを書いていたのかが気になってきて、ちょっと調べてみた。
僕がこれまでに「超」怖い話に書いた話の分量というのは、だいたい夢明さんの2/5くらい*1ある。
僕の場合は、そもそも怖い話というより奇妙な話のほうが好きだったので、特に前期の「超」怖い話では不可思議系の話を多く書いていた。


ティッシュ・ペーパー、修正液、瞬間移動、突き抜けた話、コミケ雲、TV泥棒、にゃーにゃー音、カバ、カボチャなどなど、このへんかなり好きな話なのだけど、実は「怖い」には再録されていなかった。入ってるもんだとなんとなく思っていたのは僕の勘違い(^^;)
ガスとビニール、赤羽の火事、あらゆる意味で怖い話、盛り塩、幽体離脱接近遭遇、時計、このへんは再録されてた。
タイトルだけでどんな話か思い出せた人は、かなり廃人w


夢明さんとの二人体制になった新「超」怖い話8あたりから竹書房「超」怖い話の中期くらいまでは奇妙系の話は態を潜めていて、心霊落語が登場するようになるのは、実は竹「超」怖い話の中期以降だったり。
いやあ、自分でも気づかないもんだな。

*1:僕が200超で夢明さんが500超くらい、その他の諸々の著者を合わせて全体で1100話くらい、というのが現状。