なかのひとの今

http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/20090221/1235187156
今年の2/21に、さぼり記のサイトアクセス傾向について触れた。
通常、さぼり記は一日当たり1000前後のアクセスがあるのだが、先週半ばくらいから一週間ほど、急にアクセスが増えていて、先週末は一日あたり2000〜3000くらいになっていた模様。
確かに時事系のエントリ*1を書いたときにアクセスが増えることはあるけど、ここんところは特にトピックになるようなエントリは書いてないし、理由がわからない。
そんなわけで、4カ月ぶりにマーケティングツール「なかのひと」によるアクセス解析を見てみた。普段、まるで放置っぱなしなので、久々過ぎ。


まずこれが2009/2/21のアクセス推計。

男女比は1:3で男子が多く、25歳あたりがピークになっている。
これは恐らくボカロネタなどを書いていた名残であろうと思われる。


で、これが本日2009/6/15のアクセス推計。

男女比は1:3で変わらないが、40歳くらいをピークにアラフォー激増。……えー!?


なんでだw
と思って、個々のアクセス元の足跡を確認してみた。
飯ネタを書く関係からか食品関係企業からのドメインが多かったり、時事ネタを書き散らす関係から省庁・衆参院などお役所関係ドメインからのアクセスがあることは前から気付いていた。
地方の教育委員会系からのアクセスが増えたのは、怪ダレ絡みだろうか。と思わないでもないんだけど、怪ダレが出る前からアクセスされ続けてるところもあったりする。怪談関係かなあ、やっぱw
出版関係からのアクセスがあるのは、一応そういう仕事をしているからかな? ということで納得いく。例え仕事をしたことがない出版社からのものであったとしてもw、もしかしたら将来仕事になるかもしれないしー。
が、この数日で初アクセスというものが相当多かった。それが例えばゲーム系だとか、大学が多いとか、そういう共通項があれば、「ああ、アレの記事を書いたからかな?」という予想も立つのだけど、まったく関連性がなさそうなドメインから、同時期にアクセスがあり、しかもここ数日数週では「これが原因」というものも思い当たらない。
なんだろう。昔書いたエントリが再発掘でもされたんだろうか。どこかで。


この手のアクセスは、中の人が実際に訪問してきているというのももちろんあるのだろうけど、それ以上にbotの訪問のほうが多いんじゃないだろかと疑わないでもない。
自社の名前や、自社に関係がありそうなキーワードが出てくるページ、blogエントリーを、自動的にクロールして情報を集めまくるbotを使って、「セケンの気分」を収集している企業や省庁は多いのではなかろうか。確かはてなダイアリーでもそういう機能があったような……。


ネットの訪問者が少ないとか、コメントやトラックバックがほとんどないからといって、世界の誰も知らない過疎地だと思って、秘密にしなくちゃいけないことをうっかり書いてしまって、そのまま炎上というケースがここ数年頻発している。
自分で思っているほど、自分のblogは過疎地ではない。
かといって、常に「誰か」を過剰に意識して振る舞うのも痛い。
「誰かに読まれても困らない」というのを心がける必要はある。
日記の常で、5年後10年後に自分が読み返したときに「あたたたたたた……orz」とダメージを受けないようにすることが何より重要だとは思う。
「うわ、恥ずかしい!」とか、「こいつ判ってねえよ!」とか、10年前20年前の自分に言ってやりたいw


ともあれ、のぼせず焦らず平常運転。
今日も明日も明後日も、できることからこつこつと。

*1:これは主に僕が数年後に読み返すための覚え書きなのだけど