イカ塩辛

そういや、今年はイカの塩辛を作らなかった。
夏にスルメイカがあんまり安くならなかったからだっただろうか。
飲み友達のリブロ店長が「イカです!」と言って、イカを持ってきた。
が、その日は秋刀魚ツミレ鍋の支度をしてしまっていたので、イカは塩辛にしておく、ということで預かりとなった。


とりあえず塩辛。
既に秋ということもあってか、虫はほとんどいなかった。*1
胴体を洗い、ゲソを握ってワタを外す。
えらいことまるまる太ったイカだなと思ったら、胃袋がパンパンだった。ほとんどコマセというか、そういう感じの(ry
しかしワタもそこそこ大きく、また内側も綺麗。墨袋がしっかりしていたので、墨造りにすることにした。
ゲソは別のことに使うので、吸盤と烏口をしごきとって、開いて洗って虫がいないのを確認してから冷凍しとく。
エンペラは烏賊刺しにするので分けておく。
胴体は開いて皮を剥く。皮はキッチンペーパーなどでこすり取る。
これを縦に3等分して、さらに5mm幅くらいに小さくしてボウルに取る。
塩大さじ1くらい。
それと、墨袋に包丁入れて、中身をボウルの中にしごき出す。
ワタに包丁を入れて、これまた中身をボウルの中にしごき出す。
ここにおろしにんにくを小さじ山盛り1くらい。
醤油……は止めて、ナンプラーを小さじ1くらい。
日本酒は大さじ2くらい。
ワタを磨り潰しながら、じょっぷじょっぷとよく混ぜる。
墨が入っているので、黒に近い濃い茶色に。コクも増し、墨無しのものより美味しい。
自分の指だけで酒が飲めます。
煮沸したパスタソースの瓶を伏せて冷まし、あら熱が取れて冷えてからタレごと瓶詰め。
思ってた以上にワタが大きかったおかげで、タレもたっぷり。ゲソまで入れてもよかったかもしれんなあ。追加投入すべきか。
このタレを出汁で伸ばすと、お好きな方には堪らないワタ汁になるのだけど、苦手な人は多分ダメ。


静岡人でよかったw

*1:2はいで3匹くらいはいたw