スープと鮭サバト

だいぶ涼しくなってきたので、汁物の比率が一層増える。
どうも具多めになりがちなので、水分多めを心がけねば。


日曜に北海道の氷原公魚君から、「父親のわからないふしだらなメス*1を送りました」とのメッセージとともに、苫小牧産(!)のメスの生鮭が送られてきた。
もう何度目になるのか、鮭の解体ショー(観客なし)を行い、腹かっさばいたところ、肛門から包丁を入れた瞬間にどぶとい、粒の大きい筋子がどぶわっ! と。
筋子は1匹に2腹ずつ入ってるので、それがどぶわっと溢れ出てきた。
この時期の鮭は、「筋子を入れて運搬する柔らかい容器」だよなあ。ほんとになあ。
昔、筋子を抜いた後のメス鮭をいただいて、それはそれはがっかりしたこともあったなあ(^^;)

筋子はとりあえず醤油漬けに。
ここで九州からやってきた甘口醤油と、関東の一般的な丸大豆本醸造醤油を1:1、これに日本酒を適量くらいでブレンドしたタレに漬け込み。
なかなか減らない九州醤油は、最近はめんつゆ替わりとか煮物とかに活躍中なのだが、いくらにも最適でした。
「本品は生鮭(冷凍してない)ですので、刺身・ルイベ・マリネなど生食される場合は、48時間以上冷凍してからお召し上がり下さい」
とあり。悪戦苦闘して捌いても、その日の内に刺身で食えないという、嬉しくも歯がゆくも。
なので、刺身で食えるのは4日の夜以降です。
冷凍庫ぱつんぱつん。


「鮭解体サバト」と呟いたら、近隣からサバトの参会者がぞろぞろ集まってきたw

*1:鮭は卵を産んでから放精するので、腹の中に卵がある時点では処女なのではないのか、という意見アリ。