9月下旬の出来事 測量編

というか、ようやく今日の話。
つい今し方、「土地測量の立ち会い」とやらに出てきた。
聞けば、道路の境界線の確認申請が出ていて、どこからどこまでが道路でどこからが私有地なのかについて、近隣の地権者立ち会いのもの確認する、というものらしい。
なんで急にそんなことすんのかなと思っていたら、お隣さんが教えてくれた。


「この向かいの駐車場と隣の空き家を潰して、何か建つらしいのよ」
えっ。


駐車場と空き家の主は一昨年亡くなっており、つい最近その遠縁の親族が遺産を相続した後、開発会社に売却。今日はその開発会社の申請での測地だったらしい。
代理人は口を濁していたが、どうやらここにはマンションかミニ開発戸建て分譲が建つらしい。南側は墓地です(僕が引っ越してきてから1カ月間気付かなかった墓地ですw)。
例の墓地については、「墓石が誰のものかはだいたい分かっているが、墓地の所有者の所在がよくわからない」らしい。何しろあの墓地は相当古い。昭和や大正じゃきかない墓もある。また、「寺や霊園管理会社が所有する墓地(家族代々の墓)」ではなく、「個人墓」らしい。おいそれと潰せない。
僕が前々から気になっている、「墓地の囲みの外にあり、辻墓として南面を向いておかれている個人墓」については、同姓の大地主が近隣にあるのだが、そことは無縁らしい。
らしいのだが、あの墓はどうも博徒か任侠の偉い人の墓らしい。
というのは、以前にも触れたが「ジャージの若衆とスーツ姿の若頭っぽい3人組」が、ワゴンで乗り付けて頻繁に墓守をしているのを何度か見かけている。
夏の盛りにも花が枯れているのを見たことがないし、酒や水も頻繁に変えられている。
月イチとかいったペースではなく、恐らく週一以下でなければあれほど綺麗に維持はできない。

今日来た、開発会社の代理人だという人も、僕らより古株の隣近所さん達も、墓の主の名前は知っていたが、あの墓が今も墓守に維持され続けている、しかも相当頻繁に「大切にされている」ことは知らなかった。
「筋の人がかなり大切にしてるお墓みたいですよ」


どうなんのかなあ。何が建つのかしらん。