鮭つくねと鶏だんご鍋

モツ鍋のお返しということで、本日の鍋当番は僕。


冷凍の甘鮭(一切98円也)を二切、解凍して皮と骨を除き、身をスライスしてから粗く刻んで叩く。これに、塩胡椒少々、片栗粉を混ぜてよく練っておく。


鶏胸肉1枚を切り開いて1cm程度の厚みにし、これを5mm幅くらいの細切りに。全体の3/5くらいをさらに細かいミンチにして、ボウルに鶏肉、塩胡椒少々、片栗粉、ナンプラー小さじ1〜2程度を入れてよく混ぜる。
ほどよく混ざったところに、根を落としたエノキ1束をほぐしながら入れ、これを鶏肉と一緒に揉んで馴染むまでよく混ぜる。


鉄鍋(土鍋でもよし)に昆布と日本酒と水を沸かして、1cm幅程度の細切りにした白菜二枚分を散らす。
この上に、鶏肉とエノキを混ぜたタネを、寿司を握る要領で俵型に押し固め、鍋に落としていく。一通り落としたら、スプーンかお玉などで煮えていない面を回転させる。


続いて、鮭つみれの種をスプーンですくって小さい小判型くらいにまとめ、鶏だんごの上に落としていく。
鶏だんごの白と鮭つみれの赤が際だつように並べる。
団子の上にかぶせるように白菜の葉の部分をちぎって並べ、フタをしてしばし蒸し、ポン酢でいただく。


白菜はネギ、ニラなどに変えてもよし。
鶏だんごはカサが増える割にざくざくとあっさり食べられてよし。
このエノキ入り鶏だんごは、先週あたりに撮りだめてあったキューピー3分クッキングで仕入れたネタだが、簡単な上になかなか美味しい。
茸(加熱すると水分が出て柔らかくなり、ローカロリー)で肉料理のカサを増すというのは他にも使えそうなアイデアかも。例えば、エノキをエリンギに変え、鶏肉を豚挽肉に変えてコンソメ仕立てにするとか。