基本の香辛料

香辛料と言えばカレー。
カレーというと、とりあえずカレー粉かカレールゥということになるんだけど、以前印度料理店スワガットの元社長さんから、カレーの基本なる話を聞いたことがあった。

  • カレーの色はターメリック(うこん)の黄色で付ける。
  • カレーの香りはクミンで付ける。
  • カレーの辛さはチリ(唐辛子)で付ける。

みたいな。
カレーの三原則というか、基本らしい。その他の様々な香辛料の組み合わせとか分量の調整で、店毎家庭毎の「違うカレー」になるとのこと。
なので、手作りカレーに挑戦するときは、あれこれ使わなくてもとりあえずこの3種でカレーっぽくはなる。あとはオレガノを入れようがバジルを入れようがガーリックを足そうが、お好みこだわりでどうぞ、ということか。「そんなに難しく考えなくてもいいんだよ」というような話を聞いて、へー、勉強になるなーと心のメモ帳にメモったんだけど、心の外にメモった記憶がないので、いつか調べ物するときの覚え書きに。今、不意に思い出したので。
僕はカレーが黄色いことには特にこだわりがないけど、カレーっぽい香りのクミンとチリの辛さは好きなので、このふたつはやたらと消費している気がする。


クミンは最近はそのへんのスーパーでも手に入るようになってきた。パウダーと種のままのシードの2種があるが、シードはごまと同じように炒めてやると香りが出る。パウダーはそのまま振りかけて使う。楽なのはパウダー。シードはかなり本格的っぽい見栄えになるw ホブスを作るときに混ぜたりするとなんか無駄に本格的。
カレー(インド)だけでなくイタリアンとかスパニッシュ*1とかメキシカンとか、あのへんのスパイシーな料理を作るときは、何はなくてもとりあえずクミンを入れると、たちどころに本格的な香りになる。うまくできたもんだなあ、と思う。


ベーコンの仕込みにも使うけど、肉料理を作るときとりあえずクミン入れてみると、後は何もしなくても本格的っぽくなる。万能だなあ、クミン。凄いぜクミン。


腹が減りました。

*1:と書くと、インクルゼーションと続けたくなるのはサガ。