ベーコンとポークソテーの間

ベーコン用の豚バラブロックがなかなか出ないので、ポークソテー用の肉を買った。
それだけでは厚みがないので、砂糖、塩胡椒、クミン、バジルをなすって、二枚重ねて、水分を拭き取り拭き取り三日ほど寝かせた。
薄いので三日で十分。
これを二枚ぴったり重ねてキッチンペーパーで包んだ状態でボウルに付けて塩抜き。薄いので20分ほど。
これを焼かずに、いつものスモーカーに二枚ぴったり重ねたままの状態で片面を14分ずつくらい燻蒸。
ぴったりくっついている面は燻蒸しないで、ぴったりくっつけたままひっくり返す。
キッチンペーパーで油を拭って、あら熱取ってからビニール袋に入れて、冷蔵庫でひんやりと熟成。


ポークソテーの肉をベーコン的に加熱というか、煙で燻すというか。
味付けは基本的にいつものベーコンと同じにしてみたので、できあがりの味もなんとなく想像は付く。(まだ食ってない)
豚肉は生だと食えないというのが常識だけど、パンチェッタを生に近い状態で燻した物とか、じんわりと熱が通った状態で限りなく生ハムに近い仕上がりのものとかは、ジューシーさを残したベーコンにすると大変美味しい。
今回のベーコンとポークソテーの中間的なものは、よく冷やして熟成すると、片面はこんがり、もう片面はジューシーという不思議な仕上がりの「冷製ポークソテー」みたいな感じになる。


副菜は冬瓜とがんもどきとあわび茸(平茸)を炊き合わせたのと、トマトと人参の赤いサラダ、6L西瓜の浅漬け。
ご飯の炊きあがりは19:30です。