肉2kg

故あって肉を2kg焼いた。
シュバイネハクセ。料理としては塩漬け肉を茹でて焼いたもの。
時間は掛かるがシンプル。技巧に走らず素材の持ち味を生かした料理で、なんとか会得できた気がする。たいへんにおいちい。これでいつでもまいやー&上原さんに食わせられるぞ! ご来店の一週間前に要予約ですw
焼いた肉の半分はゲストにサービス。
うちで一辺に作れるシュバイネハクセは、2kgが上限であることがわかった。オーブンには4kgまで入りそうだったけど、その前段階の煮込む行程で使うシャトルシェフには、2kg分までしか肉が入らないw


残り半分はゲストがお帰りになった後に石神井公園に持っていって、ハイトニ・カレー会にサービス。
「うまーい!」
という言葉が聞けたので、非常に満足。
これでようやく冷蔵庫が広くなるw


ハイトニ・カレー会の折、「なんで(どういうきっかけでハイトニと)であったの?」というのを、いろいろな人にお伺いする機会があった。
僕の場合は「ふと思い立ってユニクロで靴下を買おうと思って、当初予定のなかったサンシャイン通りに向かったら、そこにいたから」であったのだが、路上でよく顔を合わせる方々にぽつぽつと聞いてみると、「バイト先が同じだったから」「同窓会で会ったときにライブチケットを買わされたから」「会社帰りに」「下校途中に」などなど様々であったらしい。カレー会では「公園を散歩していたら引っ掛かった」というデザイナー志望&写真が趣味*1新顔さんがいて、彼はそのままラストまで付き合っていた。
そもそもの接点がもともとあった人もいれば、うっかり路上で入部wという人もいるわけで、そういう出会いの妙の面白さというのがあるなあ、とも思う。
そういえば、先週だったか路上演奏中のリーダーの胸元(というか、フレットのとこだったか)におひねりのお札をねじ込んでいこうとする、いい気分になってるお父さんがいたなあw
「彼等はどこのクラブで演奏をしているんだ? ストリートのみ? まるでストリートのBBキングだな!(意訳)」という黒人さんがいるかと思えば、ドラムを叩いているというフィリピン人さんがおもむろにCDを買っていってくれたりなどなど、言葉通じてなくても音は通じるんだなあ、とか。
そういういろいろな人を見るのが、路上のおもしろいところだな、とも思った。

*1:オリンパスの名機OM-10という渋さ