金時にんじんとたらすみ

昨日、八百屋の前を通過したら、早くも金時にんじんが出ていた。
お正月のなますにも使われる赤身の強い、というか臙脂色と赤の中間くらいの深い色のニンジンで*1、えぐみがなくとても甘い。
静岡にいたころはほとんど見かけなかったし、東京に来てからも普通のスーパーにはまず置いてない。でも、一度食べると病みつき。煮ても生でもよし。人参嫌いのお子様を虜に。
というわけで、虜になっているので即買い。
元々甘いのに加えて、甘甘の蕎麦味噌で和えてみる。甘いと旨いは同義語だね!





先だって、鱈切り身の副産物として出てた無塩生鱈子。買って帰って家で塩して、重石かけて水分抜いて熟成させたものを、天日に干した。
三日ほど前の好天の日に、キッチンペーパーにくるんだ状態で直射日光に当てないようにしつつ、日当たり&風通しのいい露天の乾燥台に吊るす。翌日は雨だったので、一日休んで、昨日また日に当てた。
二日ほどでいい感じにこなれたので、これでタラスミは完成とする。
鱈子は加塩状態で普通に売られているので、買ってきて重石載せて干すだけで、それなりにカラスミっぽいものは作れると思う。


そういえば、「筋子で作るカラスミ」というのがあるらしい。商品として。ただ、非常に高価な上に生産数も少ないらしい。
と言われると、やっぱ作りたくなる。
筋子はスーパーで張り込んだって、4桁に乗ることはない。400〜500円くらいだし。筋子カラスミは、160gで12600円もすることを考えれば……全然安いよ!
ということで、前にも作りたい作りたい書いた記憶があるような気がするけど、鮮度のいい筋子が本格的に出回りだしたので、ぼちぼち仕込みたい。
待ってろよ、筋子

*1:普通の西洋ニンジンは朱からオレンジ寄り