水炊きのすばらしさについて

今夜の晩ご飯は水炊き。
手羽元+手羽先を豪快に煮込む。


昆布と干し椎茸を鍋に。そこに水を少し。そして日本酒を豪快に水と同量かそれ以上。
僕は体質の関係で醸造用アルコール添加された日本酒を飲むと、翌日木偶人形に変身してしまう人なのだが、加熱した場合はその限りではない。
ので、本醸造、純米でない吟醸大吟醸酒などは、鍋に活用される率高し。
味が美味しい酒だったりすると余計にこの体質が恨めしい(つД`)


んで、昆布と干し椎茸からダシが出るまで、シャワーなど浴びる。
風呂から上がったところで、椎茸の軸を半割、傘を四つ切りにして鍋に戻す。人参、蕪などの根菜を皮剥いて敷き詰め、手羽元、手羽先を並べる。その上に白菜の軸の部分を被せて、蓋をして加熱。沸騰したら弱火にして、仕事をする。
30分かそこらくらいして、汁が減っているようだったら酒と水を追加。またしばらく仕事をする。


腹が減り始めたら、白菜の葉の部分と豆もやしをみっちりと詰め込んで、再び蓋をして蒸し煮。


梅しそポン酢でむっちりむっちりといただく。
じっくり煮込んだ手羽先&手羽元は非常に骨離れもよく、指で骨を挟むと、つるりと骨が外れて皮と身肉は啜り込んで食えるほど。手羽先は飲み物。汁はコラーゲンまみれ。


鍋の残りは雑炊ではなく、トックなどで〆。
水炊きは真理。
鍋の隠れた最強王。
うまかった。