スターター分解

夕暮れ時、玄関先でG-Motionの泥を落としていたところ、近所にお住まいの知人と遭遇。
G-Motionの説明などしつつ、「ではエンジンを掛けてお見せしましょう」などと得意がってスターターを引いたところ、ロープがロックした。
 
そんなわけで、泥落としを中断してスターターを分解した。
以前にも「スターターロープは入ったり来たりするけど、エンジンが掛からない状態」になったことがあったが、今回は「スターターロープが引いたら引かれっぱなしで、元に戻らない状態」になった。
何人かこの症状が出てるユーザーがすでにいるので、なんとなく見当は付いたのだが……。
エンジン横に貼り付いているスターターを分解してみると、中には細かい土、チリのようなものがびっしりと……。
ここ最近の練習地である笹目橋は荒川の河川敷である。まあ、つまり、川土というか泥の乾燥したモノというか……関東ローム層はとにかく細かいんである。きっちり締めてあるつもりでいても、やっぱり可動部分の隙間から土は入り込むわけで(たぶん、泥水を被った後、乾燥して土だけ残ったのだろう)、砂礫となった土は可動部の動きをしこたま劣化させているのだった。
 
分解後、CRC556とトイレットペーパーを消費して内部の清掃。
元通り組み直してエンジンを掛けてみると、なんとか動作。
 
購入直後は自分にどこまでメンテができるだろう……とか、一度バラしたら元に戻せないのではないか、とか、いろいろ不安一杯だったが、どうしてどうして結構色々いじれるようになってきた。
今のところキャブレター・エンジン周り、アクセルケーブル周辺は未踏なのだが、「ケーブルは切れるもの」だし、エンジンはいずれTG43からTL52への換装を目指さなければならないわけで……ビスひとつに至る完全分解への道は遠くない、かもしれない。
 
とりあえず、スターターを分解したついでにエンジンに貼り付けてある(正確にはスターターロープの収まっているケースに貼ってある)「TG-43」というステッカーを剥がす。
後で色塗り替えて(笑)、桜マークを入れることにしよう。まずは型紙作んなくちゃ。
 
スターター分解のついでに、フロントタイヤを外した。
この間交換したリアタイヤのローラーがなかなか快調なので、フロントも交換する予定。
暇を見て。
 
フロントタイヤを外すときに気づいたが、フロントタイヤとシャシーを繋ぐU字金具(ルーバー・ジョイント)の固定部分が相当緩くなってきていることに気づいた。買ってからここを弄った記憶はない。ここ最近、走行範囲の広がりとともにフロントを過酷に使う機会が増えてきたための疲労によるものと想像。
よく締めておく。