ブラストマッチ

ブラストマッチ、またはファイアスターター
どういうものかというと、ぶっちゃけ「火打ち石」。


*1

どうやって使うものなのかというと、本体横のスチールを抑えて、出っ張った棒の部分(マグネシウムの棒です)を削るように地面に叩きつける、だけ。
それだけで結構物凄い火花が飛び散るので、それを火口に移して火種にする。


前から欲しかったのだが、最近の一連の出来事などもあって踏ん切りが付いた。うむ、買おう。
もうじき、震災の前日に注文したネイチャーストーブも到着するしな。
今日、成田税関に到着した、という知らせもきたことだし。


持ち出し袋の中に入れておくなら、正直、百円ライターを数個転がしておくほうが絶対に使い勝手はいい。確実性も案外ある。百円ライターの場合、内蔵燃料がなくなる前にフリントがなくなることは、まあ滅多にないし。
その意味では、ブラストマッチは実用品とは言いがたいのだが、「万が一」に備える、もしくはライターの燃料も切れる、そういった「万が一の万が一」に備える最終兵器と言える。

まあ、お守りですな。
お守りは、それが実際に役に立つことは一生のうちにそうそう無いのだが、お守りを持っているというだけで「いざというとき」に対する安心感が得られる。
この、「いざというときがあっても大丈夫」という安心感が、そのいざというときが現実になったときに重要になってくる。
買い占め&買い溜め騒動なんかも、まだ目の前にあるのに「なくなったらどうしよう」「自分には備えがない」という不安感に煽り立てられて起きた。
普段からストックを持っている、準備があるなら別にいざというときに慌てて買い溜めする必要も無いわけで。
冷静にという標語は「自分には備えがある」という余裕の有無で大きく違ってくる。


使うチャンスは一生ないほうがいい。万が一は来ないほうがいい。
でも、備えがあれば大丈夫、と思える。


保険て、そういうことだよな、とか思う。

*1:eBayで買ったら、送料込みでもeBayのほうが安かった、とゆー。http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=160559601666&ssPageName=STRK:MEWNX:IT