怪談

超-1エントリー400話突破

本日、超-1のエントリー作が伸べ400話を突破した。 400話目は「赤飯」という話。これは偶然なのだが、実に縁起がいい(笑) 昼飯は赤飯にしようと思いつつ本編を読んだが、赤飯はヤメにした。 応募受付締切まであと10日。 ここらあたりから、最後の追い込みに…

怪談なのになぜかゲームの話

E3での任天堂岩田社長の演説要旨。 http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2006/speech/japanese.htmlこれを読んでると、なんでか怪談のことを思い出してしまう。宮本氏のコメントなんかでも感じたことなんだけど。 ゲームフリークが満足する充実したゲームは、…

データ整理

OutFieldのデータ、重複登録があったんでいくつか削除整理した。 量が多くて面倒なので、データファイルを直に直す。 ……とかやってたら、作成済みデータのほうの内容が変わっちゃいました(´・ω・`) すみません、犯人は僕です。超-1のエントリー数は今週中に4…

打ち合わせで出た雑談で

最近、何かと「怪談」に絡んだ打ち合わせが増えてるような。しかもGW中に数件。 夏も近いし、仕込みの時期ということもあって仕方がないかも。 レギュラー、準レギュラーも怪談ばっかりだし、もうじき新しい連載*1始まるしねぇ……。まだ書いてませんが。なん…

宮本氏の弁

任天堂の宮本茂氏の弁を、Nintendo Insideより引用。 業界*1の方向性について。「どんな産業だろうとプレイヤーの全てが同じ方向を向いているのは健全ではないと思います。私達は産業を拡大できるように、それぞれ幾つかの方向の可能性を常に追求すべきです…

在庫払底

公開開始から、ちょっと遅れた日を別にしてもほぼ毎日休みなく更新を続けてきた超-1。 2/23の公開開始から、2ヶ月と十日ほど。 3話公開で始めて、途中7話まで膨らんだりもしたけど、今日で356話公開。 で。 開始から始めて、ようやくエントリー作の在庫…

怖い原稿と怖くない原稿

怖い原稿と、そうでない原稿(例えばデジタル関係の紹介記事とか)の最大の違いはどこにあるか、というのをちと考えていた。 怖くない原稿というのは、「モノを紹介する」だったり、「意図した結論を確実に了解してもらう」だったり、「そのものずばりの単語…

落語

ちょっと贔屓にさせていただいてる落語家さんが、6月から1年間、中国に語学留学される、とのこと。 本日はその前夜祭というか壮行会というか、日本国内で続けてきた独演会の最終日ということで、仕事でおつきあいのある方々と一緒に伺ってきた。 本日のお…

最近の超-1

なんとなく傾向を見てみる。 実のことを言うと超-1に絨毯爆撃のように投下され続けている実話怪談群というのは、個々のレベルでいうとどれも結構高いところにあると思っている。昨日ついに百物語を3回できる話数を超えているわけだが、もしこの中から好き…

審査の準備

明日配信の週刊超-1の記事を書く。 超-1は、明日公開分を合わせた今週までのエントリー作品総数が、286話になった。 すでに300話を超えるストックが*1公開待機に入っているわけで、来週もザクザク公開していかなければなるまい。 公開審査の講評と、内部で…

Runner's High

高校時代からの友人に、青木邦夫*1という漫画家/イラストレーターがいる。 で、クニヌウヌウこと青木邦夫は高校時代、陸上部だった。(僕は美術部で図書委員会という黄金のエリート路線(笑)) ヌウヌウ先生はなんでかイラストを描くのに陸上部、しかも中長距…

怖いということ

折り返して後半戦に突入した超-1。 講評者(おそらくは応募者もいるだろう)の、初期エントリー作への講評が活発に行われている模様。僕は物欲系の仕事をするとき&漫然と欲しいジャンルから自分好みのものを選り抜くときは、オークション系のサイトから専…

全力打ち止め

そして、弩3発売記念のご挨拶は本日まで。 事前の予想通り、主に超-1の質疑が飛び交った模様。 そろそろ後半戦に入る超-1のエントリーを見ていくと、回数を重ねている人の進化発展の度合いが段違いになってきている。また、何人かは「とんでもなくチャレ…

全力

新刊発売後、オカ板のスレで全力で質問に答える降霊恒例イベント、そろそろ弩3が行き渡っただろう、ということで4/10〜15の五日間お伺いすることとした。 そろそろ折り返し地点となる超-1の話など、出るかもなあ、とも。今回の会場はこちら。 【東京VIII】…

世界を動かす話

カテゴリに[怪談]と入るとき、なんとなーく怪談の読者、または超-1参加者の方が読むことを念頭に置いて書いている。という話はさておき。先頃上梓した最新刊「弩」怖い話3は、おそらくは「弩2路線」を期待された方にはおよそ評判は芳しくないかもしれない…

先人訓(2)

もうひとつ思い出すのが、「遊び心を持て」という。僕は今より昔のほうがまじめだった、と思う。思いたい。たぶんそうだったと思う。 今は不真面目かと言われたら、「今もまじめですよ」と小さい声で言っておきたい。 まじめかどうかはともかく、どちらかと…

先人訓(1)

同じ韻で「戦陣訓」というのがあるんだけど、それとも通じるような通じないような話。 学生時代に広告代理店でバイトをしていた頃。まあ、今にして思えば安いバイトだったような、そう思う一方で太っ腹な社長だったとも言うべきか。 安いと思うのは今現在の…

超-1在庫

3月に爆発的に増えた超-1の応募。 当初3話公開だったものを、4話、5話、6話とかさ上げしてこのところは7話と、どんどこ公開数を増やしてきたのだが、そろそろ一段落しつつある様子。(とかいうと、またドガッと来そう(^^;))公開は原則「到着順」「古…

外野席

超-1用に、当事者じゃなくて外野が遊ぶためのツールを用意したらおもしろかろう、ということでそのようなものを作ってみた。 アンソロジストの仕事の大変さを身に染みてもらう(笑)ための「マイ作品集」とかそういう遊び心に飛んだモノを、ということでいろ…

本日も原稿書き

その合間に超-1のあれこれとメンテ。 「超」怖い話のオープンデータベースとして「竹輪辞典」というのがあるのだが、これに超-1の項目を追加した。竹輪辞典 http://www.dokusya.com/ckw-dic/現在作っている応募作リスト http://www.chokowa.com/cho-1/list…

作家になりたい人

「作家になりたい」のと、「作品を書きたい」のと、「書きたいことがあって誰かに読んでもらいたい」というこの三者は、似ているようで実はまったく違うというか、広くて深い溝がある。 「作家になりたい」のは立場・肩書きへの憧れとしてはいい。が、作品を…

最低下限本数とネタ温存

最低下限本数が3本なのはなんで? さて、まずは最低下限本数の話。 超-1では最低でも3本、2本以下だったら失格、という条件を設けているのだが、実はこの3本という数字は大負けに負けた数字である。当初案というか僕の希望としては、5本や10本は書けな…

散歩の途中

夜の散歩。 コンビニに買い物に出かけると、道すがらの塀沿いに酔っぱらいがぶちまけた痕。 未消化の麺類と焼き鳥。 踏まないよう、避けて歩く。 その2〜3メートル先にも同じもの。 角を曲がって、また2〜3メートル先に同じもの。 この塀の内側に江戸か…

ペンネームの話

モノ書く商売を始めて、今年でまる20周年(21年目)になる。 その間、記名の仕事よりはそうでない仕事のほうが圧倒的に多かった*1のだが、コラムと怪談の仕事が増えてきてからは記名の仕事が増えた。 読者投稿ページをやっていた頃は、僕の名前はどこにも出…

傾向と対策

さて。 超-1については公開当初の「怒濤のラッシュ」が一段落したあたりで、先行作の傾向とそれを講評する審査員のリアクションを見極めた対策を講じた第二波が、もう少しすると始まるんじゃないかなと思っている。 今回は作品個々の短評から総評に至るまで…

粘りけ

このところ、ずっと怖い話ばっかり書いているのだが。 普段、あんまりじっくり自分の文章を読み返す機会はないのだが、最近は何度もリテイクを繰り返すという、たいへんしんどい(でも充実した)原稿の進め方をしていることもあって、改めて進行中の自分の文…

傑作佳作

今さら目新しい話ではないのだが、傑作というのは誰にでも書けるものらしい。 人は「何について書くか?」と自問したときに、まず自分がもっともよく知っているものを、そのテーマに選ぶ。自分の得意ジャンル、自分の好きなこと、自分がよく研究していること…

超-1募集開始

今、出ました。 催促を受けて店を飛び出す蕎麦屋の出前ごとく、超-1募集開始。●超-1 http://www.chokowa.com/cho-1/ そして、超-1のルールについての質疑応答も受け付けるようにした。 公開後、ルールはこれ以上大きく変化することはないが、字が間違って…

目的と必然

ネットが広まる以前から日本人は「モノ書くこと」に対して親しんできたと言える。 日記文学というジャンルが太古からあったし、江戸時代には庶民の識字率の高さ*1もあり、さらには「道中記」のような日記/紀行文、子孫にあれこれと書き残すことを是とする「…

必然

原稿を書き、調べ物をし、プロットを書き、ネタ整理をし、また原稿を書き、その合間に予定より大幅に遅れている超-1の仕込み(募集のためのインフラ整備)をぽちぽちと行う。 郵送とメールで送られる人の他、おそらく大多数は公式サイトからの応募になるだ…